女は辛いよ

 昨日はバイクを触らなかった。
家人が急に墓参りに行くと言い出し、午前九時ごろ家を出た。
墓は京都府の綾部市にあり、家人の両親が眠っている。往きは混んでると思っていた高速も、スムーズに走る。昼前に到着。

 掃除の後、線香をあげお参り。駅近くのスーパーで購入した弁当を開け墓前で食す。しかしここも大阪に劣らず暑い。
墓を後にして帰阪するには少し早かった。
 それで同じサイトにブログを書いている消防士ARAさんが募集している
「リス山トレイルライド 参加者募集!」を思い出し、あやべ温泉下 「二王公園」を目指すことにした。
約20kmほど。当日は所用があり参加できないが、どんな所か見ておきたかった。
 家人も綾部高校を卒業したので、あやべ温泉を知っているかと訊いたが首を振っている。もっとも50年前の話なので、本人が忘れているのかもしれない。ここで「ボケたのか?」と言うと、火の手が上がる。家人は車のナビに目的地を打ち込んでいた。
 私はナビのない頃、ゴルフコースなら嗅覚でどんな場所でも嗅ぎ当てたので、田舎の一本道など簡単に分かる。
20分程であやべ温泉に着いた。家人はすたすたと温泉ランドのショップに入り込み、大きなスイカを品定めしていた。
 私はフロントに「リス山はこの近くですか?」と訊くが、要領を得ない。「二王公園」は温泉の下の敷地にあった。芝生広場もあるが、リス山の表示はない。
 通称かもしれないので、山には踏み込まず、Uターンして帰路に就いた。しかし宝塚トンネルで事故に遭遇し、かなりの渋滞の中を帰宅する羽目になった。ここは事故多発地帯なので、注意深い運転が必要なのに、慣れていない他府県の日曜ドライバーは、しばしばトラブルを起こす。


夕食後、撮り溜めた映画鑑賞。
今週は「極道の妻たち」、私はこのシリーズを一度も観ていないので新鮮に映る。しかしシリーズ物は、二、三回でマンネリになるので、その辺が心配だが。
 初日は岩下志麻、かたせ梨乃

昨日は十朱幸代と、かたせ梨乃


そして懐かしい草笛光子

どちらも面白かったが、十朱幸代「バス通り裏」をずっと観ていたので、少し違和感があるのはぬぐえない。
家田荘子の原作も、週刊誌で時々読んでいたが、いっそのことなら監督も女性で撮って欲しかった。そうなれば女性の視点から、男世界が見られたのではないかと思うのは私だけか。
しかしその頃女性監督いたのかな?