三種の人器

 昨日午前中は、インドア・テニススクール
照明の位置を変えたらしく、死角になる場所が小さくなった。
これで打球が消える現象も少なくなるだろう。
体験レッスンで、一組の夫婦が参加。総勢七名の生徒で、ミニゲームまで。充実した内容だった。
 帰りのエレベーターの中で、最高に上手い生徒さんに、テニス歴を聴くと、38年間と応えてくれた。相当の年期だ。おそらく人生の三分の二以上を、テニスに費やしたことだろう。頭が下がる。

ランチを摂ると、小雨模様の中、大泉緑地へ漕ぎだす。

私もスポーツ歴を数えれば、同じくらいになる。社会人になってからも、ゴルフ、プレジャーボート、水泳、テニス、ノルディック・ウォーキング、MTB…どれを取っても全うしていないので、ここらで止めとこう。


夕食後は反省を込め、懐かしの映画をコレクション棚から1本再生。


「シシリアン」


<ストーリー>
マフィアのボス、ヴィットリオ(J・ギャバン)は、
殺し屋サルテ(A・ドロン)を巧妙な手口で脱獄させる。そして次に2人が仕組んだのは、何億ドルもする宝石を、ローマからNYへ運ばれる途中で奪い取る計画だった…
しかしル・ゴフ警部(リノ・ヴァンチュラ)の 鋭い眼が光っていた。


渋すぎてたまらん俳優、リノ・ヴァンチュラ

ホンマの男前、 アラン・ドロン

本物のマフィアが真似した、ジャン・ギャバン

50年ほど前の映画だが、ブルーレイなので本場フランス語で観られます。この三名の価値が分からない人は、
三船敏郎、高倉健、石原裕次郎が揃った映画と言えば、分かりやすいか。ナニ、それも分からない !
私もオジイになったものだ…