どうした、アンジー?

 昨日はずっと気になっていた、バイクショップを訪れた。
トレック専門店。堺浜で会うバイク仲間に聞いていたので、
浜寺公園近くの場所はすぐ分かった。
 二階に陳列されている、Slash 9.8
さすがに眼が眩む…何がって、美しい姿と価格
ダウンヒルのキングか?

こちらに垂涎モノ

一階のお勧め品も、勧められない価格

一通り見学した後で、店長と近くの浜寺公園で、ミニレッスン。
小さな土手を登り下りしながら、初めて三段の階段を降りる。
店長は、20段ほどを、飛ぶように駆け降りる。
上手い、真似したい
ダメ出しを貰いながら、小一時間で終了。
店長のSlash 9.8に乗らせてもらい、感触を確かめる。
私の体重が重いので、ドロッパーが下がる。
オレンジ色のSlash 9.8が、脳みそでチカチカ点灯しだした。
一週間ほど考えてみよう。


 夕食後、気になっていた一本を、録画棚から再生する。


「アンブロークン 不屈の男」


アンジェリーナ・ジョリー(アンジー)監督が描く、
 戦場を生き抜いた一人のオリンピック選手の感動の実話!
【アマゾンストーリー】
イタリア系移民として苛められた少年時代に、陸上競技の才能を兄に見出されたルイ・ザンペリーニ。
19歳で1936年ベルリン・オリンピックに出場し、5000mで8位となり4年後の東京オリンピックで金メダルを取る夢を持つ。
しかしその後米軍爆撃手として第二次世界大戦に従軍。B-24で飛行中南太平洋に不時着し、日本軍にとらわれ収容所へ。
 待ち受けていたのは、精神的肉体的に秀でたルイに執着する渡辺伍長との出会いだった。
 戦争という極限状態の中、「苦しみは一瞬、栄光は一生続く」という兄からの言葉と共に選手時代の自分へと思いを馳せる。
 彼は強い精神力で、生きるために耐え続ける…


ゼロ戦とのドッグファイトなら、ヒットしたと思うのだが…

日本軍下士官が、米軍捕虜を延々と虐待する映画など見たくない

先の東京オリンピックで、主人公は聖火ランナーだったらしい。
私はその頃、大学四年生だった。

私は実録モノが得意な、クリント・イーストウッド監督なら、どんな映画になったか妄想する…
「虐待はサラッと描き、主人公がオリンピック出場を渇望しているのを知った、日本軍下士官の遺族が彼を招き、沿道を伴走するショットでエンドマークが出てくる」
女性と男性の違い、と言ってしまえばそれまでだが、
アンジーはミミ・レダーやキャスリン・ビグローなどの
優れた女性映画監督とは、格が違うようだ。