強さの秘密

 三日ぶりにバイクに跨り、堺浜へ
二周したので、昨日は30km漕いだ。

佳境に入った東レ・パンパシオープン
なおみを応援する、怖そうなオバサン応援団

楽勝と言わないまでも、それなりの勝利

次の対戦相手を観察するパインコーチ

ところが有望と見られていた、アザレンカの体調が悪い

相手は今のテニス界で一番の美人、ジョルジ

コーチの父親もコートに下りてきて、必死のアドバイス

相手のアザレンカが棄権したので、
大坂なおみの対戦相手はジョルジに。素早い打球になおみも苦しむかも…。ダチョウ美人と言っては失礼なので、名プレイヤーだったChris Evert の アイスドール二代目と言うことにしておこう。

今朝の日経に、興味ある記事が載っていた。要約すると…
大坂なおみの強さはスキルにあると思われるが、それだけではない。コーチのパイン氏は、WTAやソフトウエア大手独SAPのデータから、対戦相手のサーブやストロークのコースや速度、ラリー時の立ち位置などを集め、リターンエースをどう狙うかも、なおみに伝授する。しかしそれを活用するのは、なおみ自身だが「情報は役立つ、集中してプレーできている」と認めている。
 さらに「チームなおみ」の編成力は凄い。
セリーナの練習パートナーだったパイン氏はもちろん、同じくセリーナのフィットネスコーチのシラー氏は、敏捷性のアップから、減量を指示。トレーナーの茂木奈津子さんは、コンディションを整え孤独なツアー生活を支える。三者三様の役割で、このチームは性別や国籍を問わないダイバーシティー(多様性)を体現させて見せた。
 しかし当然資金面も重要な要素だが、マネジメント会社IMGのネットワークで日清食品がバックアップ。コーチ帯同の費用はトップクラスなら、年2000万円掛かるとされる費用を賄っている。
 大坂なおみの潜在能力に加え、編成力とマネジメント力が結実し、ヒト・モノ・カネ・ビッグデータの活用が、グローバル競争に勝ち抜くヒントになりそうだと書いてあった。
 
 ゴルフの松山英樹にもトヨタが付いているが、大坂なおみの賞金380万ドル(約4億2000万円)は、全米オープンゴルフ男子の優勝216万ドルを軽く抜いて、個人競技では最高クラス。
道理でヒト・モノ・カネが付いてくるはずだ。