ハチマルゴーマル

 連日の強風のお陰で、湿度は低く凌ぎやすい。
クローバ道を気持ちよく漕いで、テニスコートへ

みんな現金なモノで、絶好のテニス日和だと、メンバーの集まりも良い。

近頃、父親を巻き込んだ凄惨な事件に耳目が動く。
こういう事件は、その一瞬にフォーカスされるが、実は長い年月をかけ培われた家族関係と無縁でないだろう。
地位と名誉と経済的にも成功したと思われる父親が、なぜ晩年にこんな苦労を背負わされるのか、社会心理学者は解説して欲しい。
もちろん貧困な家庭にも、同じようの事件は起きるだろうが、まず生きることを優先するので、そちらへエネルギーが取られ、肉体を酷使して働く父親には、一種の憧れみたいなものが湧く…
この映画は六才のボクが、大学入学までの12年間を、リアルタイムで撮っている。日本人にも理解できる家庭のアルアルが描かれ、私のお気に入りの一本。
もう一つの理由は「トゥルー・ロマンス」で、可愛い娼婦を演じた
パトリシア・アークエットが、肝っ玉母さんで戻ってきて、あらゆる賞を総なめにしたことだ。
こんな母さんだったから、ボクもグレる暇がなかった…