レンタカーのトラブル

昨日は、晴れていたのに急に激しい夕立。
イパオビーチのパーキングに停めていた車に避難。半時間ほどで雨は止んだが、いざ車をスタートさせようとしたら、うんともすんとも言わない。しばらく車内で我慢。
やっとホテルに到着、今朝車をチェック、ボンネットを開けると、蜘蛛の巣が張って、塩害で白くエンジンも霞んでいる。
日本でレンタカーなら、蒸気洗浄された機関は黒光りしている。
ここでは、こんなもんだろうと、車をチェンジしてもらい、日曜日の街へ繰り出す。
スーパーのコーヒー売り場で価格をチェック。同じ系列のスーパーでも、価格が微妙に違うのでここが肝心。

肉類はイオンが逆立ちしてもかなわない。私はリブが好きなので、入念にチェック。

テールスープもおいしいのが作れそう。

ショートリブは新鮮そのもの

骨付きは特に旨い。

ザリガニは白人の好物か…

今日野菜は満杯でも、棚からすべてが消えてしまう時もあるらしい。

ビーチに着いたら、昨日の余波か、まだ曇り空。洗礼式が行われていた。

暫くして太陽が出てきた。前日も来ていたローカルのファミリーに遭遇。
オムツのとれたばかりの妹を、面倒見る兄。両親も木陰で休みながら、子供たちを見守っていたが、家庭内の和やかさが伝わってくる。他にまだ二人の子供がいた。

私は、食パンを数枚持ってシュノーケリング、沖で魚たちが喜び群がってきた。
黒ナマコの個体も増えている。人と海洋生物の相関関係が分かって面白い。

晴れのち、激しいシャワー

グアム観光の第一目的、イパオビーチへやって来た。
家人はさっそく沖まで泳いでいった。ライフガードも顔見知りなので、戻って来たのかと話しかけてくる。

建物はヒルトンホテル。日本人の結婚式も多いが、今のところ見当たらない。
黒いテントは、ミリタリー家族の基地になっている。家族連れなので、総勢10名ほど。
臨月間近の奥さんも海へ入って騒いでいた。

今は雨期なので、雲は多い。土曜日なので、ローカルの誕生会も数組、BBQの臭いが漂っている。

右前方の断崖の上が、恋人岬。

ホテル街を望む。左端がホテルニッコー、隣が新築間もない椿ホテル、ロッテやウエスティンが連なって見える。私は以前この緑のテントから、ロッテホテルまで、滞在中は毎日、タモン湾を往復ノルディック・ウォーキングをしていた。

可愛いローカルの幼児。小学生の兄弟と遊びに来ていた。母親は陸の木陰から監視していて、娘の動向を常に兄弟が面倒見るように、大声で指示している。
グアム独特の子育てで、日本の原風景を見ているようだ。

疲れる初日

まず関空へ。パスポートとワクチン接種証明が有れば、国際線に乘れる。
しかし客が少ないので、ゲートも隅に追いやられ、我々夫婦だけ。

少し早く着いたので、作業スタッフの姿も見えない。

台風のシッポの雲を横切るときは、かなり揺れが続き、抜けると熱帯の空。
機内は我々も含め、6人の客。と言っても観光客は私らぐらい。
ミリタリーが前の方に同じぐらいの人数。CA込みで20名は切っていた。
赤字路線になっているが、グアムの入国審査場は、LCCでグアムに来た韓国軍団でいっぱい。
彼らは一族郎党で訪れるのでにぎやか。

予約していたレンタカーで、コンドミニアムへチェックイン。
そのあと食材を買いにペイレススーパーへ。まずビールチェック

ビールふたケース、ウイスキー一本、乳製品、卵、ハムやチーズ、生鮮野菜、果物、ピクルスなど購入。最後にアイスの大袋を車に積んで帰る。
品物は揃っているのだが、価格が相当値上がりしている。今の時期海外旅行は、あまりお得ではない。特にグアムは、すべてを輸入しているので、モノによっては、以前の三割ほど高い。それなのに韓国人は裕福になったのか、家族連れでの旅行はたいしたもの。
日本は政治もビジネスも後塵を拝している感が深い。
その主たる原因は、スピードだと思った。

国外脱出

秋の気配を伺いに、大泉緑地へ漕ぎだす。落ち葉は多いが、落葉樹の紅葉は見られない。

公園の中でも裏道なので、人影は見当たらない。

近頃鴨が見当たらない。どこかへ隔離しているのだろうか?

高校の駅伝チームの練習か、季節を感じる時だ。

芝の根元がウエットで、漕ぐと水を跳ね、服が汚れるので退散する。
退散と言えば、明日からグアムへ移動…と言っても、ロシア市民のような理由ではない。
暑さが引いた日本から、暑いグアムへ。なんのこっちゃと言われても、ビーチで泳ぎたい。

ニコラス・ケイジが刑事を演じるので、期待はしていなかった。しかしこの刑事、コカインを吸うは、娼婦を彼女にするは、最後は子供まで作ってしまうハミダシ者。
おまけに借金漬けなのに、スポーツくじは当たるし、ワルを退治してしまう。
本物のケイジも、同じことをしているのと違うか…と思いながら鑑賞していたので、終わってみれば大変面白い作品でした。

バッドエンド&ハッピーエンド

午後から降るような予報だったので、正午前に家を出た。
アビコ大橋の上から眺めたら、大和川左岸の河川敷が草を刈られ補強工事の段取りか…

右岸をノルディック・ウォーキング。平日だし誰にも会わない。家で国葬のテレビでも見ているのかな。

この作品、60年以上前に公開され、当時は話題になった。
監督はジャン=リュック・ゴダールで、彼のデビュー作。以前にも観ていたが、監督の追悼で放映されていたので、再見する。
ストーリーはシンプル、ジャン=ポール・ベルモンド扮する自動車常習窃盗犯が白バイの警官を射殺、警察から追われることに。

女好きの窃盗犯が見初めた女、ジーン・セバーグ。しかし彼女は彼を本当に好きかどうか迷っていた。結果警察に通報するのだが…

窃盗犯はあえなく射殺される。刹那的快楽に生きる若者を演じたベルモンドが、大ブレーク。フランスを代表する俳優になった。

半世紀以上前だが、まだドラッグはそれほど使用されてなく、主演の二人は絶えずタバコを吸っていた。ヌーベル・バーグなので純愛を変わった形で見せたかったのか、監督の趣旨が分からず、我々はどこが素晴らしいのか戸惑ったものだ。

この作品はクエンティン・タランティーノが脚本を書いた。彼の構想は、バッドエンドだったが、監督のトニー・スコットは見事にハッピーエンドで始末をつけ、観た人には、最高の贈り物になった。