断酒3か月+1日

酒を断って、もう90日以上経過した。飲みたいと思うこともあれば、これでいいんだ…
と思うこともある。
大好きな物をひとつ捨てたら、大事な物をひとつ拾う。私の場合は命だった…
と言えば大げさだが、ぎっくり腰で倒れたのは、身体が悲鳴を上げたのだと思っている。
毎日、焼酎とウイスキー合わせて三合以上、これでは身体にイイワケナイ…
それに食も進むので、飲みホ食いホの生活。体重は85キロを超え、テニスをしても思うように動けない。そしてギックリ…
今、体重は減ったが、まだ300g のステーキ10枚ほどが腹回りに残っている。
そんな訳で、昨日は小雨の中歩き出す。

いわゆるそぼ降る雨、冷たい。大和川堤防を歩く人は皆無。

アビコ大橋をUターン

行基大橋までを二往復。

本音を言えば、熱いお湯割り焼酎、三合ほど引っかけ、あては大根のおでん。
ぐっと我慢して鑑賞したのは、
「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」
ストーリーはややこしく、やはり最初に観た作品が一番印象は強い。これで最終章らしいが、監督をジェームズ・キャメロンに変え、新の物語を始めて欲しいものだ。

身を切る冷たさ

インドアテニスレッスン、昨日は常任コーチが体調不良で、応援コーチで始まる。
クラスはスキルで分けられているので、教えるマニュアルはコーチが変わっても変わらない。
しかしこのスクールのコーチはみんな若い。孫みたいな年齢だから、シニアの筋肉動作や心理など分かるわけはない。そのてんゴルフのレッスンプロは、年配者も多く、スキルは勿論、コーチングのメソッドが蓄積されており、生徒に合わせたレッスンが上手い。
もちろんレッスンフィも高いけど…

午後遅く外を歩き出すが、冷たい外気に、真冬を感じた。

放射冷却で冷たさが増し、寒さ嫌いの私には堪える。

川が凍結すると、どんな感じになるのだろう?
到底私なんか、豪雪地帯に住むことはできない。

「マーベラス」
ここに出ている三名も、到底ふつうの生活は出来ない。職業は殺し屋、または射的の対象になる護衛。なんか似たようなストーリーの作品ばかり観ているような気がする。
制作者も、観る人の年齢に合わせた作品を撮れば良いのだが、コーチングが悪いのかマンネリの域を出ることがない。

勇気づけられる門田博光氏の言葉

せっかく晴れた大阪の空、豪雪地帯には申し訳ないが、午後からグラベルロードを漕ぎだし、大和川右岸上流を目指す。

砂利道をグラベルロードと言うらしいが、昔の日本を思い起こせば、いたるところに砂利道は見られた。  

雨が降れば泥濘の道も、昨日は難なく漕ぎ抜ける。

あぜ道も通過。

補強された護岸も…

復路の時間を計算し、ここでUターン。

晴れているのに、粉雪ぱらり…

グラベルもMTBで走り続けると、飽きてくる。キャノンデールからバイクのカーボン、
グラベル専用車が出たらしい。

今朝、日経のスポーツ欄で読んだのだが…
往年のホームランバッター、門田博光氏が亡くなった。身長170cm、体重81kg。
通勤電車の1両に1人乗っているような背格好の人物…全く私と同じような体格だ。
その門田さんが引退会見で語った言葉に「そこそこ頑固もんでないと、そこそこのものも残せないことが分かった
そう言ったのには訳があった。
野村克也は門田のフルスイングを、「狭い大阪球場なら、振り回さなくても本塁打になる。80%の力で振れ」と諭したらしい。
しかし門田は首を縦に振らず、自分のスタイルを貫き、常に100%の力でバットを振った。
そして「頑固もんも人それぞれに色が有り、一つの個性として見てもらいたい


立派なシニアが、経験を生かして、世間に役立つことをボランティアで働きながら、人生を終わりたい…そう願う人も多い。
しかし私は80を超えても、そのようなことは出来ず、毎日歩いたりバイクを漕いでいる。
趣味の世界でも、頑固もんでもいいんだ…私はそのように考えている。

「ネイビーシールズ  ローグ・ネイション」
頑固もんが映画を撮ると、こんな風になるのだろうか?
アクション全編ワンカット!
簡単に言えば、最初から最後まで、映像がひとつに繋がった、ワンカットアクションの映画
そのせいか、映画の初めから終わりまでの96分間、久しぶりに緊張して鑑賞。
ストーリーは、離れ小島のテロリスト収容所に、重要人物がとらえられており、ネイビーシールズの隊員がアメリカ本土へ運ぶ命令を受け乗り込んでくる。
しかし同時に、傭兵の一味もその重要人物の抹殺に島を占領。二つのグループの壮絶な銃撃戦が始まる。主演のスコット・アドキンスがイイ。相当訓練されて臨んだのか、銃器の扱いが上手く、ハラハラドキドキが続く。
頑固もんの戦争映画好きには、堪らない面白さだ。

降らなかった大阪

外へ出る時はかなり強い風。そんな訳で、風除けになりそうな場所を選び歩く。

粉雪も降っていないが、風のせいか普段より疲れる。
この辺りに住みだして半世紀以上経つが、一番雪が積もったのは、数十年前、大泉緑地が銀世界になった時ぐらい。温暖化はやはり現実として感じる。

大和川堤防へ歩いてきた。南東の方へ雪雲が動いている。

北西の雲が移動してきたようだ。上空で風が唸っているので、勢いは強いのだろう。

東も雲が移動して、大阪の空は空白状態。メディアで10年に一度のフレーズが多い。
確かに爆弾低気圧に遭遇する地方は、そう感じるだろうが、強烈さを表現するのなら、私は30年に一度でも、半世紀に一度でもいいと思う。オオカミ少年にならないためにも…
または、私が経験をしす過ぎたのだろうか ?

「バトル・クルーズ」
タイトルから、何か面白そうなのでレンタルした。むかし海技免許を取った時に、講師が
「独りで海に出ないように」と注意された。
沖に出ると、船の当たり屋がいるらしい。実際経験したことはないが、いるとすれば成功する確率は高いだろう。保険金目当てに、数人で襲われたらどうする?
亡き父親から大型クルーザを譲り受けた娘が、武装するグループに立ち向かうのだが、その理由が謎のままストーリーは進む。
取り立てて面白いと思わなかったが、坊主頭のヒロインルビー・ローズが新鮮だった。

嵐の前の静けさ…

小雨は残っていたが、嵐の前の静けさか、風はない。
屋外テニスも中止になったので、気になっていた耳の掃除に、クリニックへ行ってきた。
サーファーズイヤーの影響か、私の耳の左右の穴は、大きさが違うようだ。
穴の小さい右耳に垢が詰まりやすく、自己流で搔き出していても、奥の方に溜まっていく。
ドクターも心得たもので、薬液を穴に垂らし、しばらく診察室の椅子で待機。
頃合いを見て、ドクターは私の耳に金棒を突っ込み、かなり大きめの垢を引っ張り出した。
その後バキュームで、鼓膜周辺の清掃、一丁上がりとなる。

耳を掃除すると気持ちが良い。シニアに歯と耳のメンテナンスは欠かせない。

ふと川面を見ると、ブルーシートの塊り。一瞬、事件かと凝視するが、そうでもなさそう。
世間を賑わす闇バイトの凶悪事件は、ぜひ根絶してほしい。これは証拠が残っているので、トップまで上り詰めて欲しいものだ。

ニューヨーク郊外の寂れた街。そんな荒廃した街を、ゴミ収集車で巡回する男。
自分の娘を不手際から死なせてしまった失意の男を、エイドリアン・ブロディが好演。
そして彼の過去は、死神と恐れられたプロの殺し屋だった。
街を牛耳っているのは、麻薬ディーラーの凶暴な一家。そして街には娘と同じ年頃の黒人少女。
ここまでくれば、アクション映画のテッパン。最強親父が、麻薬一家を潰していく。
耳も暗黒街も CLEAN にするのが一番。