真面目に観るとツマラナイ

昨日は、朝一で採血に近くのクリニックへ。半年に一度、血液検査をしている。
前立腺の放射線治療を終わり、五年以上経過した時、ドクターは近くのクリニックで半年に一度の検査を勧めた。
再発の気配はないが、一応他の投薬の兼ね合いもあるので、検査は続けている。
問題は、朝食を抜くので、午前中は回復に時間が掛かる。
早朝四時半に起床、検査の九時まで飲み食いをできないのが辛い。普段は六時には朝食を終えているので、タイムラグが体調の変化を促す。
そんな訳で、午後からノルディックウォーキング
家を出てツタヤ経由、行基大橋迂回でアビコ大橋から帰宅までの約6km。

舗装は終わっているが柵はそのままのアスファルトを歩く。

曇りで20度を切っているが、汗を掻く。

アビコ大橋ふもとまで、ここからガードをくぐり帰宅。

私がメンバーのリゾートホテルの数は、少し減ったが現在22か所。その部屋数を全数数えたことはないが、各部屋のテーブルの引き出しには聖書が必ず入っていた。しかし誰も読まないのか、今は見当たらない。
この作品、以前も観ていたのに、それを思い出したのは箱舟を創るシーンから…
しかしお金が掛かっている割には退屈な作品だと覚えていたのでここまでで観るのをやめた。

面白さから言えば、こちらに軍配が上がる。キャストの豪華さは名優がきら星のごとく出ていて、今これだけの俳優を集めるとしたら…考えるだけでも天文学的数字になるだろう。

この作品、有名な俳優は二人だけ。
しかし私好みで面白さ一番。

どの作品も世界の終末と関係あるので、勤労感謝の日にどれか鑑賞してみるのもいいかも…
今夜日本が敗れても、世界の終末になるのではないから、また明日から一生懸命、頑張りましょう。

CODAの意味知ってる?

朝まで降っていた雨も上がり、外でのテニス。昨日はお姐さん達のお相手。
でも試合となれば、ビシバシと容赦は無い。
自分の動画を見ていたらトロ臭く、彼女らの動きは素早い。
おかげで後頭部に一発当てられた。

動作に躍動感がないので、味方サーバーに標的にされる。

パラ競技も時々見るが、競技者のタイムなどは発表されても、彼らの生活のバックグラウンドは知る由もない。
CODA(Children of Deaf Adults) とは、耳が聞こえない、または聞こえにくい親のもとで育つ子どものことらしい。
昨夜鑑賞したのは、そんな家族の物語。
四人家族の両親、兄は聾唖者で末娘だけが健常者の一家。家業は漁師で毎日海へ出て、末娘のルビーも手伝っている。
しかしルビーにも悩みがあった。自分は家族の中で、ろう者の通訳ばかりで好きな音楽も思うようにできない。しかし高校の音楽教師がルビーの素質を見抜き、音楽大学へ進むことを提案する。
家族の絆は強いし、逡巡するルビー。兄は自分の道を進め、後は俺が両親を助けると言うのだが…
ジャケットの右三人は、本物のろう者で俳優。
前日の藤田さいきの優勝と、二日続きで私の涙腺を緩めたとても素敵な作品だった。

大学入学のオーディションで歌うルビー。なんかすごい女優になる予感。
NHK好みの社会派ドラマに仕上げなかったことが、ハートウォーミングに繋がった。

怖さを知った女性の強さ

土日は倉庫に眠っていたケルヒャー 高圧洗浄機を引っ張り出し、家人がめんどくさがって手の届かない場所を洗浄した。
この器械、汚れを落とすのは良いが、組み立てたり足りないホースを延長したり、手間がかかる。それよりも洗浄する場所から余分な物を引っ張り出し、土間や床タイル、壁を現す手間がめんどくさい。

一応、私の作業範囲は済ましたので、公園で一服。

イオンのブラックフライデーを狙って押し掛けるファミリーがいないので、日曜なのに人の少ない舗装路を歩く。

昨日のプロゴルフ、男女とも質の高い試合だった。
比嘉一貴は158cmの小柄ながら、最少スコアタイで圧勝。

大勢の観客が訪れたのも久しぶり。

チリから参戦したペレイラは身長183cm。これからPGAを背負っていく逸材だが二位に終わる。

女子の試合はまさに死闘だった。攻める鈴木愛、プレーオフも視野に入ったと思うが、痛恨のバンカーからパーにするが逆転ならず。インタビューの間も悔し涙は消えず、優勝争いをできたことに嬉しさを表す。

優勝した瞬間、グリーンに崩れ落ちる藤田さいき、明日で37歳。11年振りの勝利だった。

ゴルフと言うスポーツは、特にそうだが怖いものを知ったら、それを克服するまで長い時間が掛かる。ゴルフに使う実運動量は、クラブを振るだけだから、一つの試合で10分程度か…
それ以外はずっと頭が回転している。プロゴルファーは一年中だろう。夢の中を入れると24時間か…
11年もかけ再び頂点に立った藤田のこれからの人生は、付録みたいなもの。きっとゴルフが楽しくて、試合の日が待ち遠しくて仕方がないはず。
会見中も涙か止まらず、腫らした頬や顎を伝って雫が流れ、応援してくれた人への感謝と、克服した自分への誇りの証だったと私も涙した。

パージ法て知ってる?

微風、曇りで漕ぐにはもってこいの土曜午後。堺浜へやって来た。

しかしローディの姿はたまに見かけるほどで、どこへ消えたのだろう?

近くに戻ってきて、マンション建設予定地をチェック。
浄水場を分割し、民間へ売却予定の土地。JRと私鉄南海線の駅近なので、人気が出ると思う。

近くに少年野球場もある。

バイクも車道を漕いでいると、こんな時は歩道の方を選びたい。

パージは〔敵や望ましくない人物を〕追放する、粛清するという意味らしい。
米国元大統領が好きだった言葉だろう。
これを法律にしたい国は、今や米国だけでは無いような気がする。
ロシアに痛めつけられたウクライナは停戦しても、国境ラインでロシアに抵抗するだろうし、移民に苦労するヨーロッパの国の中には、仕事を奪われた自国民が先導するかもしれない。
米国は既にメキシコとのボーダーラインで紛争は絶えない。
日本も外国からの観光客は歓迎するが、黒人の移民が大挙して入ってきたら、どうなるか分からない。
紛争は常に暴力を伴い、殺し合いが始まる。
昔から白豪主義、白人主義、自国主義などの言葉はあったが、フォーエバーな危機を乗り越え、今のグローバルな世界ができた。
地球温暖化で住む場所が劣化してきたら、パージを切っ掛けに終末戦争へ進むのが怖い。
この作品からは、そんなメッセージが伝わってくると深読みしたのは、私だけだろうか?

ポート・アーサー事件て知ってる?

大泉緑地へ紅葉を見に行った。
しかし月末あたりがもっと見ごろだろう。

紅葉の終わりごろ風で落ち葉になり、舗装路が埋まる。その頃が初冬の香りがして、私にはお気に入りの風景。

蓮池にはカモが浮かび、穏やかな日和。

金曜日なので来園者は少ないが、土曜日はかなりの人が訪れるだろう。

芝生広場を漕いでみるが、刺激がないので退屈なポタリングだった。

しかし昨夜観た映画は刺激的
1996年4月28日、タスマニア島で35人の死者を出した、オーストラリア史上最悪の無差別銃乱射事件を扱っている。
小さい頃からトロイ奴とからかわれ、疎外感を持った青年が、最後に行きつくとこは、大勢の人が楽しそうに遊ぶ公園や道沿いで、銃を乱射…
日本でも京アニ、大阪北の精神科クリニック放火事件など、国を問わずこの種の事件は後を絶たない。
解決策はと問われても、親や学校の先生、精神科の医者に任せていても、個人の疎外感を取り除いてやるのは難しい。
一種の病気なら、早期発見、早期治療も考えられるが、成長する内にふつふつと湧いてくる世間に対するどうしようもない感情は、他人では中々消せないもの…
オーストラリア映画は骨太で、真っ向から観る者に迫ってくるので、それに耐えられる人には絶対お勧めの作品だ。