バイクを小物に使い…

成功させたハートウォーミング映画「マイ・インターン」


「アマゾンストリー紹介」
舞台はニューヨーク。
 華やかなファッション業界に身を置き、プライベートも充実している、女性社長ジュールス。
そんな彼女の部下に会社の福祉事業として、シニア・インターンのベンが雇われる。
 最初は40歳も年上のベンに何かとイラつくジュールスだが、
やがて彼の心のこもった仕事ぶりと、的確な助言を頼りにするようになる。
そんな時、ジュールスは仕事とプライベートの両方で思わぬ危機を迎え、大きな選択を迫られる…


冒頭に、バイクで社内を周るアン・ハサウェイ演じる、ジュールス。
バイクを見るだけで、この会社が若く、従業員も若い駆け出しだとわかる。しかし自由な気風。白いバイクなので、女性社長の心も、仕事に対し清く正しい姿勢が伝わってくる。


デ・ニーロ演ずるシニア・インターが渋い。人生の酸いも甘いも嚙分けているので判断が的確。以下のセリフは、女性社長のもの。

夫の不倫などがあり、家庭崩壊になりそうな時も、夫からの反省の弁。アン・ハサウェイは、眼も口も大きいので、泣き顔が真に迫る。

的確にアドバイスするデ・ニーロ

で、お決まりのハッピーエンド

デ・ニーロの年齢設定が、私と似ていたので、こんな歳の取り方をしたいな、と願望が…。しかし人格形成など、一朝一夕に出来るものではない。


スポーツバイクで自転車通勤を見た人は、こんなことを感じているかもしれない。
「いいなあ、俺もしたいなあ、飲みたくない酒を飲む接待、仕事が終わっても、ダラダラ同僚や上司との飲み会。自由でいいなあ、きっと彼は仕事もきびきび出来るのだろうなあ、しかし自分を律しなければ、とうてい無理だなあ」
と、思われているかもしれないお兄さん!
会社には遅れないように。