メジャーなアワード
アメリカのショービジネスの世界には、いろいろな賞があるが、
テレビ界のエミー賞(Emmy)、映画界のアカデミー賞(Oscar)、音楽界のグラミー賞(Grammy)、そしてトニー賞(Tony)の4つで、EGOTと呼ばれるほど、価値がある。
私は特別ミュージカルが好きなわけではないが、トニー賞は映画とも関連があるので、興味がわく。
去年、リバイバル「カラー・パープル」で
主演女優賞をゲットしたシンシア・エリヴォの歌唱力はトリハダ物で、テレビを観終わって思わず立ち上がった。
そして今年は「ミスサイゴン」のエバ・ノブルザダが良かった。弱冠20歳なのに、その伸びしろは、いづれミュージカル界を引っ張っていくスターになるのは間違いないだろう。
久しぶり見たウーピーは少し太った。
最新の映画「ザ・コンサルタント」に出ていたアナ・ケンドリックは相変わらず美しい。
司会のケヴィン・スペーシーには思い出がある。
以前、診断で心電図の結果が思わしくなく、通っていた総合病院で精密検査を受けることになった。
その頃は、仕事も順調で怖いもの知らず。検査入院に特別室を選んだ。政治家や〇暴さんが逃げ込む部屋だ。冷蔵庫、バスルームと広めの室内。快適だが、検査前日の昼前から入室したので、退屈だった。仕方なくノートパソコンでDVDを見ていた。
まもなく、ドクターが美人看護師を連れて現れた。二人と挨拶して別れ、翌日の検査で、心臓は正常に動き無罪放免となった。
その後、看護師事務所へ挨拶に行くと、くだんの美人看護師が現れ、「映画お好きですか? 私はケヴィン・スペーシーのファンです」
「L.Aコンフィデンシャルを観ましたか?」
「いえ、まだです…」
私に下心がないことはなかった。
退院した翌日、私は「ユージュアル・サスペクツ」と「L.Aコンフィデンシャル」を抱え、看護師事務所を訪ねた。
彼女が現れ「LAコンフィデンシャル」を抜き取り、「わざわざすみません。有難うございます」とだけ応えた。それ以上、進展はなかった。
それだけの話。だから、アくしょん大魔王のコレクション棚には「ユージュアル・サスペクツ」が残ったままだ。
どちらの映画でも、ケヴィン・スペーシーは好演しています。
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