勇気づけられる門田博光氏の言葉

せっかく晴れた大阪の空、豪雪地帯には申し訳ないが、午後からグラベルロードを漕ぎだし、大和川右岸上流を目指す。

砂利道をグラベルロードと言うらしいが、昔の日本を思い起こせば、いたるところに砂利道は見られた。  

雨が降れば泥濘の道も、昨日は難なく漕ぎ抜ける。

あぜ道も通過。

補強された護岸も…

復路の時間を計算し、ここでUターン。

晴れているのに、粉雪ぱらり…

グラベルもMTBで走り続けると、飽きてくる。キャノンデールからバイクのカーボン、
グラベル専用車が出たらしい。

今朝、日経のスポーツ欄で読んだのだが…
往年のホームランバッター、門田博光氏が亡くなった。身長170cm、体重81kg。
通勤電車の1両に1人乗っているような背格好の人物…全く私と同じような体格だ。
その門田さんが引退会見で語った言葉に「そこそこ頑固もんでないと、そこそこのものも残せないことが分かった
そう言ったのには訳があった。
野村克也は門田のフルスイングを、「狭い大阪球場なら、振り回さなくても本塁打になる。80%の力で振れ」と諭したらしい。
しかし門田は首を縦に振らず、自分のスタイルを貫き、常に100%の力でバットを振った。
そして「頑固もんも人それぞれに色が有り、一つの個性として見てもらいたい


立派なシニアが、経験を生かして、世間に役立つことをボランティアで働きながら、人生を終わりたい…そう願う人も多い。
しかし私は80を超えても、そのようなことは出来ず、毎日歩いたりバイクを漕いでいる。
趣味の世界でも、頑固もんでもいいんだ…私はそのように考えている。

「ネイビーシールズ  ローグ・ネイション」
頑固もんが映画を撮ると、こんな風になるのだろうか?
アクション全編ワンカット!
簡単に言えば、最初から最後まで、映像がひとつに繋がった、ワンカットアクションの映画
そのせいか、映画の初めから終わりまでの96分間、久しぶりに緊張して鑑賞。
ストーリーは、離れ小島のテロリスト収容所に、重要人物がとらえられており、ネイビーシールズの隊員がアメリカ本土へ運ぶ命令を受け乗り込んでくる。
しかし同時に、傭兵の一味もその重要人物の抹殺に島を占領。二つのグループの壮絶な銃撃戦が始まる。主演のスコット・アドキンスがイイ。相当訓練されて臨んだのか、銃器の扱いが上手く、ハラハラドキドキが続く。
頑固もんの戦争映画好きには、堪らない面白さだ。