心はブルー

 家を出るとき気が付いた。
サイコンが無くなっている。なぜ? なぜ?… なぜ?

前日乗った時は、付いていた。バイクを降りたのは、一回だけ。堺浜の展望台。しかし私以外は誰もいなかった。
 そして念のため、昨日は前日走った場所をトレース。
展望台で、バイクを止めた辺りを入念に調査するが、見当たらない。
空も曇り、私の心を見透かしているよう。

帰宅途中、ショップに寄り店長に聞いた。
「サイコンが盗まれることありますか?」
「珍しいことではなく、しばしばあるよ」
「センサーは盗まれていないけど…」
「盗む奴は、気にしていない。サイコンの理屈を知らない者か、センサーなど何とかなると思ってる奴でしょう、転売目的とか…」
 結局自宅のガレージで盗まれたようだ。
本体のスコッティ嬢(SPARK 730 PLUS)が、誘拐されなかったことが幸いだが…


二人の孫が来阪している間、我慢して観なかった、wowowの撮り溜めた映画を観ることにした。


「AMY エイミー」


アマゾンストーリー
第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞! !
2011年7月23日に、27歳という若さで急逝した歌姫、
エイミー・ワインハウス
 世界中の音楽ファンに愛された彼女の波乱の生涯が、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』のアシフ・カパディアにより傑作ドキュメンタリーとして描き出される。
エイミーの貴重なプライベート映像や、マーク・ロンソン、トニー・ベネットら著名人へのインタビューをもとに、稀代の歌姫の知られざる素顔に迫る。


ウィキペディア
2008年の第50回グラミー賞ではカニエ・ウェストの8部門に次ぐ主要4部門を含む6部門でノミネートされ、最優秀新人賞や最優秀楽曲賞など5部門を受賞。
しかし薬物中毒やアルコール依存症など、スキャンダラスな人物でもあり、2007年8月に夫と共に飲酒・薬物のリハビリ施設に入所、2008年1月24日には再びリハビリ施設に入所。グラミー賞を受賞した「リハブ」はリハビリ施設へ入所した自身の体験を元にしている。

確執のあった父親

トニー・ベネットともデュエット

しかし薬物と、アルコールで身体はボロボロ

グラミー賞はアメリカに入国を拒否され、イギリスからの衛星中継だった。私はその当時観ていたので、これほど身体が蝕まれているとは知らなかった。しかし今まで有名な歌姫が、何名もドラッグに侵され晩年を全うできなかったことを思い出すと、やり切れなくなり、鼻の奥がジーンとしてくる。