忘れ物

 たまに仕事をすると、むかし懸命に仕事をした一瞬を思い出す。
前日は、七時にベッドに入り、今朝はいつもの五時に起きた。
朝食後、念入りにマッサージ機の上で、体をほぐす。
 イオンの看板娘が入籍したニュースを見ながら、事務所へ入った。しばらくしなければならない仕事がある。
グアムの税務申告は、十月初めなので、資料を精査し申告書の下準備をする。?印の数字も出てくるので、これ何だろうと思い出すのに時間を費やす。まだ解決しないが、眼が疲れたので、食材の買い出しに。
 ランチを済ませ、堺浜へ。風が強く、アゲンストなら10mに5秒かかる。展望台で初めてのローディーと遭遇。

挨拶後、風の強さをお互いに認め合い、ローディーが先にベンチを離れた。

 しかしここで潮風に当たると、何となく元気になる。

 一周して、帰宅。バイクを二台洗車して、今日の予定は終わった。
今夕息子は、東大寺で皇室の警備をして、イベントの撤収。明日は早くから機械の搬入で事務所に戻るので、こちらも準備しておかなくては。


映画が、三度の飯より好きな、アくしょん大魔王
のコレクション棚から紹介する、今日の一本。


「Evening With the Dixie Chicks」


Amazonレビュー
 道化ぶりと感動が交互に顔を出す本作『Evening With the Dixie Chicks』は、1日忙しく働いた後に友だちと会うときを思わせる。みんなが陽気に羽目を外し、露骨すぎる内輪話がビールのようにあふれ、心からの信頼感がゆったりと深まっていく中で、夜が更けてゆく。20代後半の女性を中心とするオーディエンスは、最近経験した離婚や妊娠について遠慮なく語るチックスに家族のような連帯感を感じつつ、うっとりと音楽に聴き入る。「Believe in Love」をはじめとしたドリーミーできらめくような楽曲や、自嘲的で痛烈な「White Trash Wedding」、さらなるおふざけトーク、そこからスティーヴィー・ニックスの「Landslide」のライブ・バージョンへとつながっていく展開などが印象的だ。チックスは、ほとんど気づかれぬほど巧妙にショーのムードを支配しており、注目度の高いチューン(「Top of the World」)や、泣かせるカントリー(「Travelin' Soldier」)をうまく利用している。だが何と言っても際立っているのは、暴力夫への反逆と嘲笑に満ちた皮肉と言えそうな「Goodbye Earl」だ。この曲でチックスは、またしてもオーディエンスに際どい楽しさを吹き込むのである。(Tom Keogh, Amazon.com)

 履歴を見たら、このDVDを12年前に購入していた。その時の動機を思い出せないが、きっと少し疲れていたのだろう。
今はビジネスの疲れを思い出す回数が減ってしまった。
しかしその疲れを忘れず、時々思い出すような仕事もしてみたい。