ラ・ラ・テニス

 私は早引きするので、ゲームの途中で撮った。みんな汗を滴らせている。

月曜はテニスデー。メンバーは入れ替わりでペアを組むので、総当たり戦になる。ペアの相性もあるが、そこは長く続く仲良しグループ。将来の事、家庭の事、持病の事、旅の話、その日の話題に事欠かない。だから日ごろの憂さを晴らす場所でもある。


夕食後、お待ちかねのレンタルビデオ鑑賞


「ラ・ラ・ランド」 


アマゾンのキャチコピー
《第89回アカデミー賞、最多6部門受賞! ! 観るもの全てが恋に落ちる、極上のミュージカル・エンターテインメント! ! 》
★世界の映画賞を席巻&激賞! ! ゴールデングローブ賞では歴代最多7部門受賞の快挙。
そして第89回アカデミー賞では、監督賞・主演女優賞・撮影賞・美術賞・作曲賞・主題歌賞(City of Stars)の最多6部門受賞を果たした!


[内容解説]
夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。
 映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。
ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。
 彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。
やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。
しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……


主役は二人。ライアン・コズリング

 この男優、買いです。いずれもっと、もっと大成すると思う。
「ドライブ」で寡黙なヤクザを演じ、いっぺんにファンになった。


もう一人の主役は、エマ・ストーン

眼が大きく、表情が豊か。
しかしウイキによれば、彼女の音域の低いハスキーボイスは、赤ん坊の頃に夜泣きが酷く、声帯を痛めたためにできあがったらしい
そんな人が、ミュージカル映画で、アカデミー賞を取るとは、凡人の泣き言はどんな役に立つのだろう。


そして同じく受賞した監督のデイミアン・チャゼル
ミュージカルが苦手の人は、前作「セッション」を観て欲しい。
教える人と、教わる人の格闘技。
アン・バンクロフトと パティ・デュークが主演した、「奇跡の人」を思い出す。