水位高く

 連日の雨で、大和川の水位が高くなっている。

こんな時津波が襲ったら、堤防はひとたまりもないだろう。大阪の川が全部こんな状態だから、大阪湾の水位も上がっている。

堺浜を走っているローディは一人も見かけない。

先日ワンコを見つけた場所に、思わず寄ってみるが、逢えるはずはない。船の航行は、相変わらず続いている。

雨の日の走行が、バイクのノイズを高め、嫌な音だ。天候のようにスコッティ嬢(SPARK 740 - 27.5" PLUS)も機嫌が悪い。


映画が、三度の飯より好きな、アくしょん大魔王
のコレクション棚から紹介する、今日の一本。


「マルタの鷹」


Amazonレビュー
 ダシール・ハメットの傑作ハードボイルド小説の映画化で、巨匠ジョン・ヒューストンの監督デビュー作である。私立探偵サム・スペード(ハンフリー・ボガート)は、中世の歴史に名高いマルタ島騎士団が製作したといわれる宝石をちりばめた「マルタの鷹」の争奪にまつわる殺人事件に巻き込まれていく。
   小説同様のハードボイルド・タッチによる硬質かつスピーディな演出により、「映画史上初の傑作ハードボイルド映画」とまで謳われる名作。登場人物の配置や魅力の醸し出し方も非常に巧みで、ハンフリー・ボガートもこの一作でスターとしてのし上がり、ヒューストン監督とも名コンビを組み続けることになった。監督の父親である名優ウォルター・ヒューストンが、出て来ていきなり殺されてしまう船長役で特別出演しているのもほほえましい裏話。(的田也寸志)

1941年製作の映画だが、私が生まれた年でもある。
学生時代、新宿歌舞伎町の二本立て映画館で、何度か観た。
ハードボイルドを読んだ人は、一人称で書かれた文体にハマることが多い。
この文体は、主人公が見た事しか書かれない。神の眼は無いのだ。
それで簡潔な文体になるのだが、好き者には、その簡潔な文章の行間も読めたり想像できるようになる。

日本には、原 尞という優れた作家がいる。