Practice,Practice,Practice!

 昔、必要に迫られ英会話スクールに三年ほど通ったことがある。
全てネイティブのインストラクターだったが、ほとんど米国女性だった。
 旅の途中、立ち寄った日本で数か月、バイト感覚で教えている人ばかり。中にはサンフランシスコの北で、ワイナリーの令嬢や、両親は大学教授とフリーランサーの建築家、本人は本屋のスタッフを辞め日本に来た七人兄弟の長女、日本の男性と付き合っているが、その父親からなかなか結婚の承諾がもらえない、ニューヨーク北から来た女性、バーテンをしながら育てた息子が成人したので、旅している女性、等々。
 そんな訳で、私は外人女性に対する引っ込み思案はない。その時あるインストラクターは、英会話はプラクティス、プラクティス、プラクティスと念仏のように唱えていた。
 実際英会話は、毎日使い、反復練習しないとうまくならない。私も近頃喋らないので、ほとんど忘れてしまった。
 その中でも本屋のスタッフだった女性は、私のプライベートレッスンで事務所へ通ってくれたし、食事や飲みに行ったこともあった。一度離婚したアラサーだったが、私との関係は生徒と先生の間だけで終わっている。


 さすがに昨日は終日雨だったので、ローラーでプラクティス

40kmほど漕ぐと、汗が全身から吹き出し、入浴後気持ち良くアルコールが飲めた。
 今朝の日経新聞に、静岡県の専業主婦、溝口敦子さん(42)の記事。感動したのは、彼女が愛車で時速240kmのスピードを出し、富士スピードウェイを月一度ほど走る話だ。
 車を高速で走らせる以上、危険は付きまとうが「のめり込み過ぎると、どこかで無理が出る。自分で怖いと思えば、やめる気持ちで付き合っています」
MTBに乗る私には、含蓄のある言葉だ。
しかし時間が許せば、毎日Practice,Practice,Practice!


映画が、三度の飯より好きな、アくしょん大魔王
のコレクション棚から紹介する、今日の一本。


雨の日は元気よく!
「シンディ・ローパー」Live at Last


Amazonレビュー
 シンディ・ローパーの話し方はイーディス・バンカーに似ている。この点で、ローパーは典型的なクイーンズ地区出身の女性だ。しかし、彼女の歌い方はバンカーとはまったく違う。実際、アルバム『She's So Unusual』でポップ・シーンに飛び出してから20年が経ったというのに、ローパーはいつになく力強い歌声を聴かせている。その証拠が、この『Live at Last』だ。
   全16曲収録、112分間の本作は、2004年3月にニューヨークで開かれたコンサートの記録である。『Live at Last』(“待ちかねたライヴ”の意)というタイトルは、2003年にローパーがリリースした同名CDから取られたものだが、同時に、1987年の『Cyndi Lauper in Paris』以来となるローパーのコンサート・ビデオという意味合いもある。ノラ・ジョーンズ、ダイアナ・クラールといった大人しい女性シンガーたちと異なり、ローパーは声を張り上げて歌うのを好む。時としてやりすぎの感もあるが、「I Drove All Night」、「All Through the Night」、それに最大のヒットとなった「Time After Time」、サルサ風の「Girls Just Want to Have Fun」といったおなじみのナンバーをパワフルに歌い上げる際の迫力は脱帽もの。そう、ローパーがもっとも輝くのは単純明快にロックするときなのだ。一方、「Walk On By」、「If You Go Away」、「Don't Let Me Be Misunderstood」などのポップ・スタンダードは、アレンジの重々しさ、行儀のよさ、メロドラマティックさがネックとなり、数段落ちる出来に終わっている。フレンチ・カフェの雰囲気をたたえた「She Bop」も、キュートだが物足らない。ビジュアル(高解像度・ワイドスクリーン仕様)、サウンドは文句なし
(Sam Graham, Amazon.com)

私のインストラクターにも、チャーミングな女性が多かった。