ミッドナイト・ラン

 厳しい一日だった。
強い北風で、セットした携帯カメラはブレ、堺浜展望台で写すことも出来ない。向かい風ならバイクを漕いでも、せいぜい時速10kmちょっと。でも押すことなく、一周して帰宅する。

冷えた身体を熱いバスタブに浸し、日曜日の大阪マラソンを思い浮かべた。ラジオやテレビのキャスター、スタッフも走るので、風が吹けば、ビギナーには苦しいランになるだろう。
 夕食後コレクション棚から取り出したのは…


「ミッドナイト・ラン」


Amazonレビュー
 元はシカゴ警察の名うて刑事だったものの、今ではどんな危険な仕事でも請け負う「賞金稼ぎ」として生きているジャック(ロバート・デ・ニーロ)。そんな彼の新たな仕事は、ギャングの金を横領して慈善事業に寄付した男マデューカス(チャールズ・グローディン)を見つけ、ロスに連れ帰るというものだった。まもなくマデューカスは見つかるが、彼の命を狙うマフィアと、逮捕しようとするFBI の双方に狙われながら、ジャックらは珍道中を繰り広げていく。
   名優デ・ニーロが何とも粋な男を好演し、彼自身自作の中でも大のお気に入りだという、実に快活なアクション・ロードムービー。どこかとぼけながらもヒューマニズム漂う男ふたりの旅は、どこかせつなくほろにがい余韻を残してくれている。


護送資金が尽き、寝取られた元妻を訪ねるデ・ニーロ

成長した娘も、貯金を差し出すが、さすがに受け取れない

護送される会計士チャールズ・グローディン

二人を追うFBI 捜査官

マフィアも二人を追っていた

一件落着し、ターミナルで別れる二人

主役二人以外の脇役も、キャラが立って話を盛り上げ
何度観ても、ググーときて、ホロリとするラスト。


ランナーの皆さん、完走して達成感に涙して下さい。