考え込む師走

 今年も何となく終わろうとしている。
ローラー台に乗るビアンキ、ハードテイル、フルサスの三台でローテを守ってきたが、圧倒的に少なかったのが、トレイル体験。田舎へ行けば、まだトレイルは残っているだろうが、都会で見つけるのは難しい。
 思い余って、和歌山県や鳥羽市辺りの山を見て回ったが、価格が安い国立公園内や保安林は、樹木の伐採に規制が掛かり、トレイルを造ることはかなわない。
 テレビに映る北朝鮮を見ていると、田舎はほとんど舗装されていず、MTBで走るには絶好のフィールドだと思われる。将軍様は、ミサイルなど開発せず、国全体にトレイルを張り巡らせ、世界規模の「MTBツールドコリア」を毎年開催すれば、外貨も稼げ、多くの愛好家が訪れると思うのだが…。
 そんな事を考え、堺浜の展望台に座っていると寒くなってきた。

途中で見る阪神高速湾岸線のブリッジタワーの塗装も終盤に掛かったのか、上の養生シートが解体されてきた。この作業は相当神経を使うだろう。年の瀬に事故を起こさず、無事に終わって欲しい。

クリスマスが近づくと、どうしても観たい一本を、コレクション棚から取り出した。


「ロング・キス・グッドナイト」


(「Oricon」データベースより)
平凡な主婦として暮らしていたサマンサは8年前それ以前の記憶をなくしていた。しかし、ある日何者かの襲撃を受けたことで徐々に記憶が蘇り、自分がCIAの有能な暗殺者であった事を思い出す…。レニー・ハーリン監督ジーナ・デイビス
サミュエル・L・ジャクソン競演で贈るアクション

当時、ジーナ・デイビスは監督のレニー・ハーリンと結婚していたが、監督はジーナを、徹底的にイジメ、それに耐える強い女として描いています。
恐妻家だったのかどうかは定かではないが、ジーナの魅力を最大限引っ張り出しているのは確か。
しかし結婚は、五年で終わりました。
この時期観たいのは、ホワイト・クリスマスのシーンが良かったからです。