認め合う二人

 今日は子供のいる家庭は、世間で一番忙しい時期だろう。私の頭も忙しく回転する。
トランプ米大統領は6日、エルサレムをイスラエルの首都と認めると正式に発表したが、国連では総スカン。
まるで村のオッチャンが、好き勝手しているように見える。
グアムの在ハガッニャ日本国総領事館が、先日テロ等への注意情報を出した。もとはと言えば、トランプが火をつけたようなものだ。
正月明けに、二十日間ほど滞在する私も、不安がないわけではない。

こんな映画を観ていた私は、トランプにも観てもらいたいと願う。


「夜の大捜査線」


アカデミー賞5部門に輝く不朽の名作!
<アマゾンストーリー>
偏見と差別の根強い南部、ミシシッピの田舎町で殺人事件が発生し、通り掛かりの黒人青年バージルの身柄が拘束された。しかし、実は彼はフィラデルフィアの敏腕刑事で、皮肉にも助っ人として事件解決に手を貸すことになる…



田舎の警察の所長と、都会の敏腕刑事には深い溝

意志の強い黒人刑事は、トンチンカンな田舎所長に妥協しない

ここはミシシッピの田舎町、御託をのたまう黒人なんか、撃ち殺して当たり前

しかし犯人逮捕に力を貸した、黒人刑事の力量を認めないわけにはいかない。別れの停車場で、心の通う二人になっていた。

表情も変わる警察署長

黒人である自分を、南部の人が認めてくれた…

私は何度観ても、アカデミー主演男優賞を獲った、
ロッド・スタイガーの演技に涙する。
もし、トランプとオバマが二人で国を治めたら、素晴らしい未来も期待できるのに…、などと思ったりする。