ボ~ン

 バイクで走る向かい風は、時速11km、追い風で24Km。
強風が冷たく、身に染みる。波消しブックの製品が出来上がっていく。正月休みは、コンクリートの養生にも都合が良い。

昨日も、別のドローンスクールの説明会に行ってきた。かなり学費が高く、場所も不便。授業を日割りすると、一日当たり86,000円強。確かにツルハシ・ビジネスだ。寿司スクールで、ニギリを学ぼうとすれば、一日いくら払うのだろう ?
世の中には、いろいろなビジネスがあるが、銃の撃ち方をグアムで経験した時、80ドルが最低価格。時間にして1時間ほど。
中には、開店から閉店まで、三日連続で来た客もあったらしい。
およそ、2000ドル使った勘定だ。軍に入隊すれば無料だが、命と引換になるかもしれないので、相当高い。何事も学ぶにはお金が掛かるものだと再認識。MTBスクールで、半日1万円ならすぐにでも参加してみたい。

夕食後、年の締めに相応しい一本を再生した。


「ボーン・アイデンティティー」


(「キネマ旬報社」データベースより)
ダグ・リーマン監督が、ロバート・ラドラムのベストセラーをマット・デイモン主演で映画化したサスペンスアクションシリーズ。瀕死の状態で発見された男は、過去の自分を探り始め…


私は初め、「ボーン・コレクター」の続編かと思い、観る気がしなかった。しかし勘違いだと気づき、ツタヤでレンタルした。昔の話だ。しかし今ではシリーズ三本とも、コレクション棚に詰まっている。
当然、第一作のマット・デイモンは若い。

記憶を忘れたマットは、自分探しの危険な旅に出る

パスポートから、自分の本名を知ることに…

逃走を手助けしてくれた女性と再会するのだが…

私の思いは、このシリーズはアクション映画の最高傑作だ。
映画が成功するには、主演俳優の年齢、体力、知性、運が揃う必要がある。このシリーズのマットは、その全てを持っていた。
そして彼自身も、名優の地位を不動のモノにした。
今年も除夜の鐘を聞く前に、このシリーズを観られる幸せに感謝する。