キングになれなかったキング

 冷たいが文句ない天気。
午前中、年末年始に孫たちを乗せたキャンピングカーの洗車。
ワンKのマンションを洗うのと同じだから、時間が掛かった。
阪神淡路大震災の後、地震の時、車中泊が出来るようにと購入したから、20年になる。ナビを新しいのに代えたぐらいで、機関はまだ丈夫。末永く廃車になるまで、南海トラフ大地震が襲来しないことを望もう。
 午後から堺浜へ。グアムへ行く前なので、インフルには注意。

仕事のようにバイクに乗る人は少ないらしく、レーンも空いている。いっその事、ヤマトの雑誌配りでもするか…

帰宅後、すぐにアズノールでうがい。薬を焼酎で呑み流し、録画棚から一本再生。


「キング・コング」


(「キネマ旬報社」データベースより)
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が、特撮映画の名作をリメイクしたアドベンチャー大作。映画監督のカールは冒険映画を作るため、幻の孤島へ向かうが…

最新鋭の視覚効果で、画面は驚くほど鮮明。しかし頑張り過ぎたのか尺が長く、リメイクなので、摩天楼へ行くまでのテンポがのろい。
    ジェシカ・ラングがヒロインの前作は観ていたが、
今回のナオミ・ワッツ も良かった。
ジュラシック・パークを観ていなければ、恐竜との格闘も面白いが、二番煎じの感は拭えない。同じ猿人モノでも「猿の惑星」の意外性にはかなわない。
制作努力と、費用対効果に恵まれなかった映画として、私の記憶に残った。まさに映画製作は博打と言う事だろう。