ヒヤリ、ハッキング !

 私はビーチへ来ると、目の前の人がどこの人か殆ど分かる。
前方の四名はミリタリー。何故かと言うと、左端の女性が腕にタトゥーを入れていた。
 休みに仲間と連れもって、ビーチに来たのだろう。
女性のタトゥーは、珍しくないが、会話や発する言葉を聞いていれば分かる。
韓国人、ロシア人は100m離れていても分かる。
しかし年配の日本人と中国人の区別は難しい。どちらも孫を連れていて、付録に親が付いている。
つまり、お爺さんのお金で、娘夫婦と孫が旅しているからだ。

今日からビーチへ出たので、夕食は骨付きカルビ。
コンニャク、玉ねぎ、モヤシも炒めれば活力源になる。

外国のビールは、アルコール度数が分かり辛い。
40度のウイスキーを飲みながら肉を突くので、どうでもいい話だが、妊婦は飲まないでとか記されているらしい。
ミラーよ、どうでもいい話だろう。味は私の好みだ。

 ところで昨日、コンドミニアムに着き、夕食の買い出しに出かけた。場所はペイレス。

食材をレジに持ち込み清算。ところが私のデビットカードが、ピンナンバーを打ち込んでも、反応しない。と言うよりもレジのネーさんが   出ないと宣う。
再度打ち込むが出ない。仕方なく現金で支払い、けさ銀行へ行った。
顔なじみのスタッフが、さっそく本店に掛け合い、原因を調べる。
「ハッキングされかけましたね」
事もなげに言った。
正月にウォルマートで使われたらしい。しかし本店は怪しいと思い、カードの使用をストップしたようだ。
過去に日本でもVISAなどで、何度か経験があるが、請求書が回ってくるまで気が付かない。
今回はたまたま早めに気が付いたが、カードは国内外を問わず、誰かが何処かで覗いていると思わなければならない。
キャッシュレスが進むが、被害を被ってからでは遅い。
便利なようで不便。原始時代の石の貨幣と変わらないではないか。
最新のセキュリティでも破られるなら、「いつもニコニコ現金払い」でも喜ばれますぞ…。