虎の穴?

  興奮冷めやらぬ女子パシュート競技。
過酷なトレーニングは、ナショナルチームに所属して、鍛え上げられた結果なのだろうが、現代の虎の穴か。
 このチームに選ばれるには、ウイキを覗いてみた。
「ナショナルチームには所属連盟(国籍)以外に制限のないベストメンバーによるチーム(フル代表、競技によってはA代表)の他、二軍以下の位置づけにあるチーム(B代表・選抜など、ラグビーなどではA代表も)、年齢制限を設けているチーム(U-○代表(U-はアンダー(under)、○には上限年齢が入る)、ユース・ジュニアなどもこれに含まれる)、学生によるチームも存在する。
一般には連盟登録している有力選手の選抜チームで挑むが、かつては国内の強豪1チームをそのまま派遣する場合も多かった。現在でもカーリングなどでは単一チームが見られる。監督・コーチについては連盟専属の場合とクラブチームの監督・コーチ陣から選出される場合があり、これは連盟の方針などによる」


つまり中学生からでも、才能が有れば予備軍として、ナショナルチームに入ることが可能なのだろう。
 私たちの時代、そんなものはなかった。余裕もなかった。
クラスには中学卒業と同時に、就職するものもいた。進学高校へ進んだ私は、チンチン電車の中で、職場へ向かう同級生に会い、複雑な気持ちになったことがある。タラレバになるが、あのころそのようなシステムが有れば、才能が有ったら中卒者でも、チームへ入れた可能性もあったかもしれない。
 ナショナルチームで厳しいトレーニングを積んだスポーツマンは、オリンピックに出られなくても、貴重な体験をしたはず。
地元へ帰ったら、若い芽を育てる指導者として活躍して欲しいものだ。
 しかしバイクの世界で、後進の育成に力を入れている人を身近に知らない。パーツ談義より、スキルの継続、マナーなど伝えることは多いはず。もうバイクも、ママチャリの世界から抜け出す時だ。
まずバイクが安全に走れる、車道との分離は早急に進めなければならない…のでは?

捜査の世界では、実際虎の穴に入った人もいる。


「潜入者」


【アマゾンストーリー】
1980年代、史上最大規模とも言われる犯罪帝国を築いたコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル。当時アメリカに流入するドラッグのほとんどが、彼の組織を経由したものだと言われていた。
そんな事態を重く見たアメリカ政府は、エスコバルの息の根を止めるため、大規模な潜入捜査作戦を計画する。それはベテラン捜査官のロバート・メイザーを架空の大富豪に仕立てあげ、その財力を持って組織に取り入り、内側から組織を崩壊させるという大胆不敵なものだった…

偽名を決めるために、墓地で名前探しをする捜査官


「アメリカの「麻薬戦争」史上最も大胆にして最も成果を上げたと言われる、潜入捜査作戦に参加したロバート・メイザー本人による回顧録。およそ5年間に及ぶ、危険な潜入捜査の実態を、余すことなく書き記し、全世界に衝撃を与えた。本作では、実話ならではのリアルな潜入捜査の実態と極限の緊張感、そして長きに渡り神経をすり減らしながら戦い続けた男の生き様が描かれている」


麻薬マフィアものが好きな私には、格好な作品。