ヤブ漕ぎ

 混雑する所が嫌いな私は、大和川堤防下を走ることにした。予想していたが、草が伸び放題な場所があり、クローバーが咲き誇る先は、シングルトラックでも車輪の幅しかない。
草の丈は腰まで。一度雨が降れば、首まで達する勢い。
蛇も出てきた。直前でスルリと逃げたのでシマヘビかマムシだろう。

約10kmを30分で八尾の野球場まで来た。帰りは堤防上の、石川サイクルロードを走る案も浮かんだが、自主練習ならと復路も同じルートを取った。しかし大阪湾からの西風が強く、かなり時間を費やす。
そのうえ草をギアが巻き込み、変なノイズを発している。帰宅して洗車したのは言うまでもない。

ヤブ漕ぎで役に立ったのが、グアムで買ったナイキのシューズ。
足首に伸縮性の生地が使われ、虫や切れ飛んだ雑草の侵入を塞いでくれる。靴底のグリップがフラペを確実に捉え、いい買い物だった。しかし靴紐の結び目がベルクロで隠せればもっと良い。45ドル

今回背負わなかったが、近場のポタリングにと思い手に入れた1.5リッターのハイドロリュック。吸い口にキャップも付いているので衛生的。
12.99ドル、お買い得だ。

出会った蛇を思い出し焼酎を飲んだ後観たのは、録画棚に溜まっていた、過去に何度か見ている一本。


「Uターン」


Amazonレビュー
  ギャングへの借金を返すべく車を走らせていたボビー(ショーン・ペン)は、Uターン標識の先の小さな町で車が故障し、さらに強盗に金を奪われてしまう。困った彼は、町の実力者(ニック・ノルティ)から妻(ジェニファー・ロペス)の殺害の仕事を引き受けるのだが、彼女の美しさに魅せられた彼は、逆に夫の方を殺そうと思いつき… 
   スキャンダラスな社会的テーマ性と凝った映像テクニックが身上のオリヴァー・ストーン監督が、久々に肩の力を抜いて撮ったと思しき、男と女の愛憎が渦巻くかのような犯罪映画の小品だが、拾い物的佳作。共感できるようなキャラクターがほとんど登場してこないのが、いかにもストーン映画らしくて良い。また、クセモノぞろいのキャスティングがもう最高にいかしており、個性派好きには涙もののすばらしさである。(的田也寸志)


物語はアリゾナの町外れで、車を故障させた男から始まる。

怪しげなオッサンに修理を頼むが…
ここからド壺男が深みに嵌っていく

こいつも怪しげな浮浪者。しかし娘はアンジェリーナ・ジョリー
と言えば分かりますね、ジョン・ヴォイト

主演のショーン・ペン はプロテニスの選手だったが、借金取りに指二本を切り落とされる。八百長試合をしたのかな?

ジェニファー・ロペスが一番良かったのは、28歳のこの時より、
アラフォー・バツイチ女の売れない不動産ブローカー役。
「PARKER/パーカー」と私は思うし好み。

ニック・ノルティは「48時間」の強面が大好き

やはり修理屋は怪演 ビリー・ボブ・ソーントン

田舎のバカップルの絡み方に、思わず噴き出してしまった

保安官役のパワーズ・ブース

とにかくキャスティングが面白く、よく考えられている。
主役のショーン・ペンなど、そこらのチンピラ兄ちゃん、そのまま。
リドリー・スコット監督でリメイクを観てみたい。