自治体の思惑…

 昨日は暑かったが、堺浜は心地よい風。
平坦なのでMTBの練習にはならないが、脚の衰えをカバーするのに、走るのは欠かせない。

帰宅して夕刊を開くと、一面にバイク記事。
例によって、沿線自治体は、飲食や宿泊などの消費に期待を寄せている。それにつれ、スポーツ自転車の市場規模は、2450億円と3%増えたそうだ。

そして同じ日経新聞の朝刊に後追い記事が…
関西南部の自治体は、サイクリングロードの整備を急いでいるとの記事。ホンマかいな。アンタら自分で国道や脇道を自分で走ったことある?
私は串本まで、車で走ることが多いが、高速が開通して便利になった。しかし42号線は、バイクで走るのは危ない。
堺市は自転車の街らしいが、自転車専用ラインが引かれた道路は、まだ少ない。
サイクリング専用アプリも、消費カロリーや走行距離だけでなく、ルートのどの辺りが危険で要注意の表示が必要。
コンビニのトイレを借りるにしても、バイクの盗難予防の設備などが必要。とにかくまず、安全に走れるルート作りを目指して欲しいものだ。
そのためには忙しい自治体職員が実走するのではなく、ライダーの意見を吸い上げるシステムを機能させるのが必要だろう。

しかし戦場には、安全なルートなどない。そこでコレクション棚から取り出した一本。


「地獄の戦場」


Amazonレビュー
 第二次世界大戦、太平洋戦線のさなか、米国海兵隊B中隊は南太平洋の日本軍のロケット砲が待ち構える島に上陸。中隊長アンダーソン(リチャード・ウィドマーク)はロケット砲の所在地を突き止める任務へつき、やがて捕らえた捕虜から、崖の中腹にある洞穴の中にいる日本軍将校らが降伏を求めているとの情報を得るが…
   戦後まもない1950年、海兵隊の全面協力の下で製作された総天然色の戦争映画大作。戦闘スペクタクル・シーンもさながら、戦前の反戦映画の名作『西部戦線異状なし』(1931)を撮ったルイス・マイルストン監督は、ここでも兵士たちの極限状況における言動と繊細な心理を、的確に描出している。ここでの日本軍は、原題にもある「モンテヅマの宮殿」に倣ったネイティヴ・アメリカンのような扱いだが、将校の中に明治大学野球部出身者がいたりと、妙にリアルなところもある。(的田也寸志)

懐かしいジャック・バランス(左)

クモ膜下症状で戦う、リチャード・ウィドマーク

この火炎放射器は実写でしょう

グアムのビーチにも数多く残るトーチカ

若い人たちには、トーチカの言葉も、意味も知らない人がいると思うが、堅牢に固められた壕の中から、銃口だけが向けられる装置で、これを潰すには、命がけで近づき、手榴弾を投げ込むか、火炎放射器の出番となる。