戦うJK

 午前中は雨の中、インフルの予防注射と、歯の治療で時間がつぶれた。ランチの後、堺浜へ漕ぎ出す。天気のせいか、バイクで走っているのは私一人。

夕食はブリカマの塩焼きと、すじ肉とダイコンを圧力鍋で炊いたもの。
その後「新アメリカン・アイドル」のオーディション、ハリウッド予選を鑑賞。
応募者は殆んど30歳以下だが、中でも女子高生の比率が大きい。
そして何度か予選を勝ち上がってきた実力は、個性豊かで相当なレベル。

歌うのは趣味なのだろうが、人生の目標として、歌で生きていこうとする姿勢が、明確に表れている。
ハリウッドでの審査は、ソロは勿論、即席で組んだグループでハモり踊る。練習で一晩費やし、喉も体力も限界になったところで、舞台に立ち、終われば一人、二人と落ちていく。芸能界で生き残る術を既に試されている過酷なオーディション。
この番組の面白さは、才能の豊かさと、家族のバックアップ、審査員のホットでクールな批評が観る者を引き付ける。
最初から最後までが、一本のドラマとして完成し、次が待ち遠しくなる優れた創りになっている。