トップアスリートなのに…

 昨日は不順な天候だったのか、コートに集まったのは五名。
胃がんの手術から復帰して二週目、ハムさんは酒を飲みだしたらしい。鉄の胃袋か…

2007年1月28日の大阪国際マラソンは、いつものように近くの長居競技場をスタート。渋井との一騎打ちは、29キロで急転、ペースが落ちた渋井を振り切り、原裕美子(#33)が初優勝した。

江川紹子のレポートを読みながら、原裕美子の壮絶人生に感動した。再度の万引きで、執行猶予の付いた判決は、裁判官の恩情も加味されたものだろう。
やはり原因は、摂食障害か…その頃の京セラ陸上部は徹底管理がされ、1日4~6回体重測定があり、食べないでやせる指導もなされていた。そこからくるストレスを一人で抱え込み、食べ吐きを続けながら、ますます深みへ入っていったようだ。万引き癖は病気の一種であるのも興味深い。
病気は医師の適切な指導で、治る場合が多い。
トップアスリートでも掛かる摂食障害は、当然普通の人でも掛かるはず。今、そんな苦境にハマっている人は、専門医の診察を受け、早く苦境から抜け出して欲しいものだ。
しかし特別な職業以外の人なら、まず本人が
「太っているのがなぜ悪い?」と思うぐらいの大らかな気持ちになるのがストレスにならない方法だろう。
「酒を飲んでなぜ悪い?」
テニスメンバーのハムさんは、きっとそう思っているに違いない。