Unhappy

  家を出る時は晴天。脚力注入と思い、堺浜へ漕ぎ出す。

しかし雲の動きが早く、家路を急ぐうちにパラッときた。ここ数日の天気予報が当たり過ぎる。

「ボヘミアン・ラプソディ」が大変な人気らしいが、私らの時代にも、大ヒットした映画が有る。
「ウエスト・サイド物語」
シェークスピアの「ロミオとジュリエット」の現代版だが、半世紀以上前に公開された。何が凄いかって、空前絶後。私も劇場へ二度行ったし、コレクション棚にも作品が収まっている。
1961年度アカデミー賞10部門受賞(作品賞/助演男優賞:ジョージ・チャキリス/助演女優賞:リタ・モレノ/監督賞/撮影賞/ミュージカル映画音楽賞/美術監督・装置賞/衣裳デザイン賞/編集賞/録音賞)

私が今日紹介するのは、映画の素晴らしさではない。
主演のナタリー・ウッドは、人気から言えば、今のジェニファー・ローレンスを遥かに超えていた。1957年に俳優のロバート・ワグナーと結婚そして離婚。

ロバート・ワグナーは右端の男。イケメン俳優で、当時女性に絶大な人気があった。今のジョージ・クルーニーみたいなもの。

キャリアを重ね、順調に大女優への階段を登っていたナタリー・ウッドは、当時43歳。1981年11月下旬、カリフォルニア州南部のサンタカタリナ島の沿岸、約1.5キロ先の海上に溺死体となって浮いているのを発見された。一緒にプライベート・ヨットに乗っていたのは、元夫のロバート・ワグナーと他二人。
2011年になってロサンゼルス郡保安局が事故の再捜査を開始。翌2012年に検視官が当初の「不慮の水死」という解剖所見を「沈溺とそれ以外の要因が引き起こした死」と訂正した。
捜査官たちはロバート・ワグナーを正式に「妻の死に関わる重要参考人」として捜査対象に特定したが、ワグナーの代理人はコメントを拒否している。
イブの日を楽しく過ごしているカップルの皆さん、アンハッピーな日が来ないように、お互いを思いやり、幸せな日が続くように祈ります。