私はとっくに中年を通り過ぎたシニア。昨日インドアテニスで、新しくメンバーになったオバさんから、レッスンが終わった際に訊かれた。
「私と同じぐらいですか?」別に意味は無かったと思うが、私は聞き返した。「あなたは何歳?」オバさんが応える。「ちょうど還暦」こちらも返答する羽目に「2021年に80に…」
少し間が有り「ゲー!」
ゲーは無いやろう、と思ったがマウンテンバイクに乗っているとは言わなかった。ホントにゲーされたらこちらが困る。
　そんな会話が原因ではなかったが、ランチが済んだらDDH (土手ダウンヒル) の練習。

しかし一緒に走ってくれる、オバさんインストラクターはいないのか? 寒風が身に染みた。

西部劇が面白くなくなって久しいが、サマになる俳優も少なくなった。ワイアット・アープは西部の英雄だったから、宮本武蔵なみに映画は創られた。
「墓石と決闘」は有名なOK牧場の決闘後の、顛末と男の友情を描いている。出演はジェームズ・ガーナー, ジェイソン・ロバーズ, ロバート・ライアンの渋さ満開の中年男たち。アンジェリーナ・ジョリーの父、ジョン・ヴォイトも花を添える。
監督は男の争いを描かせたら天下一品のジョン・スタージェス。
音楽はジェリー・ゴールドスミス。
女優は若い人もオバさんも出ない、男ばかりの映画。50年前に公開されたから、今のCG に慣らされた観客には物足りないかもしれないが、当時の若者は、男はこうやって生きていくのだと教えられた傑作…だと思っている。