早起きは…

 大和川堤防を漕いでいたら、確かに20度近くに上がっていた。

海の広場の駐車場にキャンピングカーが停まっていて、オーナーがワックスがけしていたので近寄った。
トヨタの軽トラに、居住ボックスをセットアップした完成車。新車で500万円強だが、税金も安く、取り回しは楽。デメリットは横風に弱いことぐらい。私はロードトレック190に乗っているので、オーナーの話に納得がいった。
春になると展示会がインテックスで有るので、興味がある人は見学をお勧め。
ポイントは、外車か国産車か、トレーラーかワンボックスか選択肢は色々だが、夫婦だけで使うのならこれで充分だろう。

夕食後観た香港アクション映画は拾いモノだった。
カラーが美しく、アクションもハリウッドに負けていない。実話の脚色らしいが、最後は中国バンザイになるのは仕方がない。香港の監督が頑張れば、いずれ洗練されていくだろう。

私は祭日でも、朝五時には起きる。朝食を済ませ一服していたら、NHKのインタビュー番組が始まった。
今朝は「孤老の血」の作者、柚月 裕子氏。未読だが女性のハードボイルド作家だと言うので、興味はあった。
私もかつては、このジャンルのプロ作家を目指していたので、インタビューの言葉に注目する。
東日本大震災でご両親を亡くされ、特に父親に対するの憧憬の念というか、人の生きる道を教えて貰ったことへの感謝がこちらにも伝わってきて、私も息子や娘に、このように接することが出来てのかと自責の念が湧いてくる。
目が悪くなり文庫本は読めないが、ポチらないでイオン四階の紀伊国屋で、ハードカバーを買ってこよう。
地獄を見ないでも、地獄を書けるのがプロ作家だが、彼女は地獄を経験して地獄を書く、日本最強のハードボイルド作家になりそうだ。