術後、六日目の抜糸

ジー エイティ

入院の土日は辛い。
病院も週休二日制、そんな訳で看護師も少人数。ドクターも休みだが、大病院なので、救急車は途切れない。
私ら手術を終えた者は、ひっそり養生…これが時間をもてあそぶ。
ノートパソコンを持参しているので、テレビより動画を見ているが、長く見ていると、眼がしょぼつき出す。
金曜日からリハビリを始め、昨日で二回目。ペダル漕ぎと簡単な体操、一時間弱で終わる。

昨日月曜日の夕方、主任の女性ドクターが病室に現れ、抜糸をした。
抜糸と言っても、糸を抜くわけではなく、自然に溶けていくから、傷口の点検。
網の目の絆創膏を剥がす。

網の目が、身体に押し付けられ、パイナップルでヤキを入れられたみたい。
ピンセットで薄い防水膜を剥ぎながら、
「上手くいってますよ…私たがした中では一番かも…」
確かに手術室で終わった後、私が周囲に呟いたのは
「リード線はどうやって入れた?」だった。
その時、おかっぱの女性が、「私が一生懸命押し込みました」


そうかこの女性が、私のオペの責任者だったのだ。

消毒の後、ドクターは普通の絆創膏を貼り、
「シャワーの後、外れてもそのままでいいですよ…」
と言い残し、病室を出ていった。
おかっぱで無駄口をたたかず、仕事はきっちり…プロの作業を見せてもらった。

これで今回の手術は、一応終了。今夕家人を交えての、今後の生活習慣の話があるらしい。

術後、私の身体の変化は、最初のリハビリで、インストラクターが足首を触り、少し浮腫んでいると言っていたが、二回目の時は正常に戻っていた。
正常と言っても、数十年前の事だが、私は足の指でピンポン玉を掴めるほど柔軟だった。


循環器系が弱ると、体内に水が溜まるのか、理由は定かではないが、原因はそこに有るのかもしれない。そんな訳だと思うが、小便はスムーズに大量…体内の水の代謝が早い。