ツタヤに注文する

昼過ぎまで好天だった土曜日。しかし漕ぎ出したら急に雲が出てきて風も強くなる。

正面からの向かい風、速度が急に落ちる。

左の土手を、ダウンヒルに見立て、何度も練習した法面。

前を行く二人の女子中学生。アビコ大橋を最初から最後まで、話に夢中で漕いでいた。
いずれ縦列走行の立て札でも出るのだろうか?

実は漕ぎだす前に、ツタヤに寄った。ドキュメンタリー映画専門のマーク・カズンズ監督が選んだ作品に「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」をレンタル。
近くのツタヤに在庫がなかったので、取り寄せを頼んでいたら、届いたと連絡が有り受け取りに行った。
夕食後、早速鑑賞する。

娘夫婦を襲われた父親が、復讐にフランスから香港へやってくる。
彼が最初にやったことは、地元の殺し屋三名を雇い、応援を頼む。
しかし殺し屋も地元マフィアの身内。結局、マフィア身内の争いになり、三名はボス支配下の、他の殺し屋グループに襲われることに…

ゴミ捨て場で壮絶な銃撃戦になるが、多勢に無勢、最後の煙草をくわえ、三名は討ち死にとなる。

ここまでのストーリーも面白いが、その後も凝った趣向で、終わりまで目が離せない展開。
マーク・カズンズ監督は、ゴミのパッキングを盾にした表現手段を褒めたが、この映画の監督、ジョニー・トーのアクションシーンも気に入ったのだろう。


香港が中国大陸と合併した今、大陸から乗り込んできたマフィアと地元のマフィアの争いも有るはずで、そこを私は見てみたい。
とりあえずレンタルでは物足りないので、中古のDVDを注文して、コレクション棚に加えることにした。