北風強し !

低気圧が去ったばかりの大阪、風が強く肌寒い
それでもゲームをすれば楽しかった。

ボールに食らいつく動きはまだ健在な五十代
私にはもう無理。

見ていると、アラフィフなら体の動きはまだいける。

私がツタヤ作品を選ぶ基準は、ジャケの写真キャッチコピー
裏面の詳細解説は、字が細かく読み取れない。
そんな訳で、一度に数本借りる作品選びは、半分良ければ上出来。ひどい時は五本に一本しか当たりがない時もある。
昨夜鑑賞したのは「サバイブ 極限死闘」
この手の映画は、似たような作品を観た感覚はあったが…アクションなら、まあエエかと思って借りてきた。
ストーリーは父親の自殺を見て、PTSDになり自殺願望になったジェーン。
飛行機の中で自殺しようと薬を持ち込むが、トイレで逡巡する間に飛行機は山に激突。
生き残ったのはジェーンと黒人のポール。
救助も期待できず、二人はアルプスのような高山から下山を始める。


普通の展開だったら、ここで荒くれのヒール役が現れジェーンは狙われることになるのだが…
途中、雪崩に遭ったり、岩棚から滑落しポールは骨折、山を下りる途中、ポールはとうとう動けなくなる。


森林地帯まで下りてきたジェーンは、いよいよ暴漢に襲われるのかと思っていたら、現れたのはオオカミ。当然オオカミはジェーンを食ってやろうと襲ってくるが、隠し持った鏡の破片でオオカミを倒してしまう。


森林地帯から抜け出したジェーンは、山道で倒れているところを救助され、二日間病院に収容され母親と面会する。
自殺願望から、生きる希望を見いだしたジェーンは、ポールの励ましを思い出し、彼のために生きようと涙するのであった。
なーんの事ない、純愛ストーリー
可哀そうだったのはオオカミ。私は犬を見る目はあるので、このオオカミは飼い主がいて可愛がられて生活しているのがすぐに分かった。たぶんオオカミの血が少し混じった犬とのミックス。
アクションと思って借りたDVDが純愛物語だったという顛末。
しかしジェーンに生きる希望を与え死んでいったポールを思い、涙腺は弛んだから、借りて損したとは思っていない。