シニアひとり旅

孫の中坊が帰京して一週間、
私一人で堺浜へ漕ぎだす。

GW疲れか、誰も走っていない…

と思いきや、ローディが独り、シニアに見える。
会話したことはないが、ときどき遭遇。中継点で折り返し、車道を漕ぎ歩道に戻るトレーニングを何度も繰り返しているようだ。

週末の雨で、樹木に勢いが出ている。

右の草原では、デイキャンプをするファミリーもいたが、誰もいない。

近頃、アマチュア写真家にこのビーチは人気が出てきた。
海鳥を撮るのだが、シニアの趣味は一人旅が多い。
仕事で散々人間関係に苦労した結果だろうか…
自分を考えてみると、人が仕事をしている時に、散々ゴルフをしたので、今は独りでも構わない…

頭上で足場を解体していた。
デンジャラスゾーンは注意する。
仕事をまともにしなかった男には、いつ罰が当たるか分からない…

ツツジの通り抜けも終わり、見物人は皆無。

ビルの塗装工事の仮設足場を見るつどに、自宅ビルの塗装塗り替えに、少し焦る。
シニアは何もしてないようだけど、色々考えることはある。

とことん面白い「犯罪都市 」
マ・ドンソク以下、キャスティングが素晴らしい。
警察と韓国、中国マフィアの三つ巴抗争。
邦画でもこの種の作品は数多く観たが、すぐ拳銃をぶっ放すアメリカマフィアは、斧やナイフで争う東洋ギャングは怖いと思う。
拳銃は敵と距離を保てるが、刃物は敵を目の前で倒す。
しかしマ・ドンソクは勝新を彷彿させる。二人が主演する作品を観たかったと思うのは私だけではないだろう。