怖さを知った女性の強さ

土日は倉庫に眠っていたケルヒャー 高圧洗浄機を引っ張り出し、家人がめんどくさがって手の届かない場所を洗浄した。
この器械、汚れを落とすのは良いが、組み立てたり足りないホースを延長したり、手間がかかる。それよりも洗浄する場所から余分な物を引っ張り出し、土間や床タイル、壁を現す手間がめんどくさい。

一応、私の作業範囲は済ましたので、公園で一服。

イオンのブラックフライデーを狙って押し掛けるファミリーがいないので、日曜なのに人の少ない舗装路を歩く。

昨日のプロゴルフ、男女とも質の高い試合だった。
比嘉一貴は158cmの小柄ながら、最少スコアタイで圧勝。

大勢の観客が訪れたのも久しぶり。

チリから参戦したペレイラは身長183cm。これからPGAを背負っていく逸材だが二位に終わる。

女子の試合はまさに死闘だった。攻める鈴木愛、プレーオフも視野に入ったと思うが、痛恨のバンカーからパーにするが逆転ならず。インタビューの間も悔し涙は消えず、優勝争いをできたことに嬉しさを表す。

優勝した瞬間、グリーンに崩れ落ちる藤田さいき、明日で37歳。11年振りの勝利だった。

ゴルフと言うスポーツは、特にそうだが怖いものを知ったら、それを克服するまで長い時間が掛かる。ゴルフに使う実運動量は、クラブを振るだけだから、一つの試合で10分程度か…
それ以外はずっと頭が回転している。プロゴルファーは一年中だろう。夢の中を入れると24時間か…
11年もかけ再び頂点に立った藤田のこれからの人生は、付録みたいなもの。きっとゴルフが楽しくて、試合の日が待ち遠しくて仕方がないはず。
会見中も涙か止まらず、腫らした頬や顎を伝って雫が流れ、応援してくれた人への感謝と、克服した自分への誇りの証だったと私も涙した。