CODAの意味知ってる?

朝まで降っていた雨も上がり、外でのテニス。昨日はお姐さん達のお相手。
でも試合となれば、ビシバシと容赦は無い。
自分の動画を見ていたらトロ臭く、彼女らの動きは素早い。
おかげで後頭部に一発当てられた。

動作に躍動感がないので、味方サーバーに標的にされる。

パラ競技も時々見るが、競技者のタイムなどは発表されても、彼らの生活のバックグラウンドは知る由もない。
CODA(Children of Deaf Adults) とは、耳が聞こえない、または聞こえにくい親のもとで育つ子どものことらしい。
昨夜鑑賞したのは、そんな家族の物語。
四人家族の両親、兄は聾唖者で末娘だけが健常者の一家。家業は漁師で毎日海へ出て、末娘のルビーも手伝っている。
しかしルビーにも悩みがあった。自分は家族の中で、ろう者の通訳ばかりで好きな音楽も思うようにできない。しかし高校の音楽教師がルビーの素質を見抜き、音楽大学へ進むことを提案する。
家族の絆は強いし、逡巡するルビー。兄は自分の道を進め、後は俺が両親を助けると言うのだが…
ジャケットの右三人は、本物のろう者で俳優。
前日の藤田さいきの優勝と、二日続きで私の涙腺を緩めたとても素敵な作品だった。

大学入学のオーディションで歌うルビー。なんかすごい女優になる予感。
NHK好みの社会派ドラマに仕上げなかったことが、ハートウォーミングに繋がった。