漢の背中…

大谷は決勝戦試合前のミーティング「相手は知っているスーパースターばかり、だが今日はそれを忘れ、憧れるのを止めましょう。そうしないと、相手を超えることはできません」
そう言って、ナインを鼓舞

率先垂範、打席に立つと思えば、ダッグアウトからブルペンへ。
100 年先はともかく、過去未来もこんな姿を見るのは、大谷だけ…

そしてアメリカ国民なら、みんなが応援するスーパースター。
だが大谷が連続して投げ込む球速100 マイル以上に手こずり、最後は空振り三振

この日一番悔しかったスーパースター、トラウト。奇しくも大谷の同僚…
球界最高峰の二人が戦った最高のシナリオ、しかし普通は没になる筋書き…
だが観た者が感涙したのは、漫画でも映画でもないガチの真剣勝負…
今回はサムライの切っ先が鋭かったが、未来へと勝負は続く…

気温が25 度を越した大阪。気持ちも晴れやかに、堺浜へ漕ぎだす。

私には、大きい船はアメリカ小さい船は日本に見えた。