1番

 早朝、身を切るような冷たい風の中、バイクを漕いで労災病院へ向かった。
昨日は、三年前治療した前立腺がんの経過観察日。再来機の前に立ち受付時間まで待つ。そして機械から出てきた受付票の
番号は1番
この病院の外来者は、一日2000名ほど。そのトップを取っても自慢にならないが、採血、採尿後時間通りに、医師の診断。
 順調に数字は移動しているので、次は4か月後。
会計で精算直前に、保険証を忘れたのに気付く。デスクの上に揃えていたのに、他の書類に隠れていた。
いったん帰宅後昼食を済ませ、ウォーキングで病院へ。会計を済ませ帰宅途中、バイクショップに寄る。しかしスポーツバイクはロードばかり。二軒目も同じ。お取り寄せなら出来ますが…と言う店員に悪態を呟き店を出る。
 しかしこの世界、代理店でなければ、思うようにバイクは入らないようだ。ネット社会で、並行輸入出来るのに何とも不思議なビジネスだ。
 今朝の日経新聞に、シマノがビジネスの幅を広げるようなことが載っていたが、部品が世界一でも、車体が日本製で揃わないから、いびつな形態になっている。どこかのメーカーが、ここに風穴を開けるようなビジネスモデルを考えて欲しいものだ。


 夕食後、気になる一本を録画棚から再生する。
私が勝手に決めた頑張る親父シリーズ、96時間、エクストーションに次ぐ第三弾
   
「ブラッド・ファーザー」


【アマゾンストーリー】
トレーラーハウスでアル中のリハビリをしながら細々と暮らす男、ジョン・リンク。
 血生臭い世界から足を洗った元犯罪者の彼のもとに現れたのは、数年前から行方不明になっていた一人娘リディアだった。
ギャングとトラブルを起こし、警察にも、殺し屋にも追われる娘を守るため、父親は、これまで培ったアウトローのサバイバル術を駆使して迎え撃つことを決意する!

メル・ギブソンのオヤジ姿がいい

期待通りの面白い映画が終わり、チャンネルを捻るとラグビー
スコットランドがフランスに迫って来た好試合

ついに逆転勝利

マン・オブ・ザ・マッチを獲った頑張る親父の表情は穏やか

自然と私の杯も進み、ダメ親父になる

サッカーと違って、接触プレーが観る者の心を熱くする。
私の高校は進学校だったが、体育でラグビーが必修だった。このスポーツの面白さは、その頃覚えた。