学習していないSハウス

 草刈の終った大和川堤防を漕いでいたら、川床が見えてきたので降りてみた。

降り立って砂地を漕いでみようとしたが、1mも進まない。
グアムのビーチなら、波打ち際を走るのは可能だが、川床は無理。
以前はもっと太いタイヤ、27.5プラスだったが、走れなかった。

砂地がフワフワして、私の85kgの体重では、タイヤが沈んでしまう。仕方なくバイクを押して、土手まで歩こうとするが、歩行も難儀する。台風シーズンが過ぎると、砂地面積が広がるので、走れたら楽しいと思うのに残念。

地面師に詐欺された積水ハウス。メディアから世間の晒し者にされているが、さぞ社員の方は悔しいだろう。
しかし関わった幹部は糾弾されても仕方がない。
詐欺は、アメリカでは(立派な?)職業として認識されている。だから詐欺師の映画に優れたものは多い。
「スティング」
アカデミー作品賞含め、八個の賞を獲っている傑作。
テレビで何度も放映されているし、私のコレクション棚にも収まっている。
この映画でカモられるのは、大物ギャング。
しかし積水ハウスは、エクセレントカンパニーだ。関わった幹部が、一人もこの映画を観ていないことは無いはず。チームで役割分担をした詐欺師グループにとって、大企業の幹部を騙すくらい、朝飯前だったかもしれない。そこには利益優先主義を追い続ける企業の弱点が見え隠れする。今のダンパー免震装置不正も同じ悪臭がしてくる。