はるかなるタイガ

昨日のスポーツは、稀にみる好レースと試合が続き、堪能した一日だった。

正面のガラスウォールの建物は、大阪公立大学。コロナ禍でアジアからの留学生は減ったが、戻りつつあるはず…

天気が良いので、TVの前に座っている場合でない。録画セットのスイッチを入れ歩き出す。

19歳の川崎春花がトップタイで上がってきた。日本女子プロゴルフ選手権の優勝が、フロックでないことを証明している。

ポニテを結ぶリボンが可愛い河本結も、弟の方が有名になったが、ここで復活の狼煙を観たい。今は12アンダーだが、古江の7アンダーぐらいまでチャンスはありそう。

日本オープンの蝉川泰果、ダントツでトップ。アマのタイガ君が優勝すれば、95年ぶりらしい。世界で活躍すること間違いなしの若武者ぶりを、今のうち眼に焼き付けておこう。

河川敷を逆走する

大和川右岸を上流へ漕いでみた。コロナ前は、しばしば遡っていたが、ノリ面の護岸工事で進入禁止になっていた。すぐにレディ二人を追い越す。

ロードバイクでは、私の進む方向は途中までしか無理だろう。

荒い砂利道が延々と続く。

工事で重機が入ったので、まだ走りよい。来年はヤブ漕ぎになるだろう。

しばらく漕いでUターンすることに…

堤防上へ移動、水分補給。

左の坂を登ってきて、ここで折り返し、石川サイを漕いで戻る。

高野大橋袂前まで進んできた。

近鉄踏切前、石川サイを堺方面へ戻るローディは、殆どここを通過する。

今回二度目の鑑賞。クリント・イーストウッドは、ローハイドのロディ役から、おおかた60
年以上の作品を、リアルタイムで観てきた。
90歳で撮ったこの作品は、人生の達観を感じる。映画人の千日回峰行だろう。
私はこの作品を鑑賞して、メキシコの片田舎に住むのもいいな…そんな素晴らしいメキシコを舞台にしたロードムービーだ。

ハードボイルド二本立て

昼過ぎまで、テニスのインドアレッスン。そんな訳で遅いランチの後、ツタヤへ。

たいして面白くもなかつたDVDを、店のポストへ返す。

天気が良いので、しばらく大和川堤防を漕ぐ。

帰宅途中寄ったのは、トレックを預けていた馴染みのショップ。店主は出張で東京へ行っていたらしい。会議だったので、地方の店主たちと情報交換。
トレックのブレーキ、オイルとピストンの相性が悪かったようだ。オイルは今日充填するようだから、土曜日には手元に戻ってくる。

イオン前の交差点に信号待ちの親子。

子供のバイクがふらふら操縦なので、母親が後ろに付く私に気を遣う。
「ゆっくり行っていいよ」と言いながら、慎重に追い越した。

昔のアクション映画は、面白かった。しかしツタヤでも見つからなくなった。
イタリアの種馬と言われたシルベスタ・スタローン主演。
マフィアの借金取りで追い込み専門のタフな男。弟が飲酒運転で死亡、葬式に駆け付けるが、なんかキナ臭い話。聴きこみを続けるうちに、真相に近づいていくハードボイルドタッチのムービー。仕立てたスーツに髭面が良く似合い、バイオレンスが小気味良い。

撮られた年代はこちらが古い70年代の、似たようなストーリー。
私は断然こちらの方が好み。都会と田舎のマフィアが意地の張り合い。
観終わった後、カタルシスの針が、ピーンと右に振れる。

ミスマッチ

眠気を誘うような好天気。大和川左岸堤防は、工事の車が止まっているだけで、眠っていても歩ける状態。

生駒連峰も、澄んだ空気に稜線もはっきり。

午後は半袖でもOK。しかし木枯らし1号が生駒山から吹き降ろすと、大阪も冬になる。

監督がレニー・ハーリンだったので手に取ったが、今時流行らない犯罪のプロ集団モノ。
主演も薹(とう)が立ったピアース・ブロスナン
同じボンド役でも、ダニエル・クレイグは英国で勲章を授かった。
この国の勲章は、音楽や映画で売り上げに貢献した人にも与えられる場合が多い。
監督と主演がミスマッチだったが、私の好みも同様だった。

秋見つからず…

日曜日は30度前後、火曜日が22度なら紅葉にはまだ早い大泉緑地。
幼稚園の集団が数組、どんぐり拾いの遠足。
彼らを見ると心が和む。

しかし遮るものがない蓮池に、北風が吹き始めると、蓮の葉が裏返しになり初冬の雰囲気。

私は気温が下がるのを予想していたので、温めの服装で漕いでいた。

風を避け屈み込む親子。チラ見すると野良猫に餌をやっているようだ。野良猫でも馴染むと餌やりに通う人を見かける。それを知っていて、猫を捨てる人もいるので、猫がいなくなることはない。イタチごっこと呼ぶが、あえて猫ごっこと、おやじギャグは使わない。

紅葉も見られず、風も冷たくなってきたので撤収した。

雲が出てきて、いつも混むイオン前の信号も、寒々としている。

ボンドガールにもなった、ウクライナ出身のファッションモデルで女優の
オルガ・キュリレンコ。まさか韓国に逃げてきて、この映画に出演したわけではないが、抑えた演技で好演。相手役の ユ・ヨンソクも刑事役で、国際女優に受けて立っている。
ストーリーはフランスの法医学者が韓国での会議にやってくる。そのタイミングで臓器売買事件に巻き込まれ、刑事の依頼から解決の糸口をアドバイス。
二人にほんのりロマンスも芽生え、なかなか出来の良い作品に仕上がっている。
韓国はエンタメや映画を世界へ売り込む作戦が当たり、この分野の勝負で日本は後塵に配している。草葉の陰から、黒澤明は何を思うか知りたいところだ。