二日がかりで…エブ、エブ

連休最終日、敬老の日…お上に押し付けられた祭日など嫌いな私は、
いつものルーティンで、
猛暑の中を外へ漕ぎだす。

一見シュールな光景。長崎駅前と新中華街に現れたら、
港町がよりシュールに見えるだろう。

学校の先生は、自転車に乗る時のマナーは、教えないのだろうか?

いつもの場所で、給水タイム

いつものように坂を下り、砂利道へ…

敬老の日はやめて、「シニア勝手に過ごす日」にすれば?

漕ぎ終えたら、シャツから絞るほど汗が出てくる。
たぶんローディも熱中症には掛からないだろう。

中学生の時、英語の先生が「ノイローゼ」漢字で書けるか?」と訊いた。
当然生徒は無言。答えは「まめ、ページ」
? 印の生徒たちに先生は続ける「豆とページは離れているだろう、二つ合わせれば頭…つまり脳ミソが離れているからノイローゼになる。英語の勉強も、そうならんように頼むけんね」


そして私はこの映画を、二日がかりで鑑賞した。初日はマッサージ器の上で寝落ち、悔しいので昨夜は我慢して完観。


まずこの作品を観る前に、マルチバースという言葉を理解しておかねばならない。
ウイキに寄れば、複数の宇宙の存在を仮定した理論物理学の説らしい。
語弊があるが敢えて言うと、精神分裂症…私にはもう一人の私がいる…そんな状況か…


それを理解したつもりで鑑賞しても、なんのこっちゃ…で観終わる映画。
泣いて喜ぶ人もいれば、木戸銭を損したと怒る人もいる作品。


「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

私はミシェル・ヨーのファンなので、彼女観たさに鑑賞したが、七変化どころか、百変化もしてくれたので、それで許そう。

しかし今年の95回 アカデミー賞では、
作品賞 受賞
主演女優賞 ミシェル・ヨー 受賞
助演男優賞 キー・ホイ・クァン 受賞
助演女優賞 ジェイミー・リー・カーティス 受賞
助演女優賞 ステファニー・スー 候補(ノミネート)
監督賞 ダニエル・シャイナート 受賞
監督賞 ダン・クワン 受賞
脚本賞 ダニエル・シャイナート 受賞
脚本賞 ダン・クワン 受賞
オリジナル主題歌 候補(ノミネート) This Is A Life
作曲賞(ドラマ) 候補(ノミネート)
衣装デザイン賞 候補(ノミネート)
編集賞 受賞
以上の評価を受けた。
とても私には、アカデミー審査員の脳ミソには付いて行けない。
どちらかと言うと、私はインド派で中国派ではない。

旧街道を漕いでみる

地元の人しか滅多に通らない、裏道に進入、どこへ出るのか漕いで行く日曜日の午後

30分ほど漕いで現れたのは、見慣れた歩道橋

大阪の人なら、誰でも知ってる長居陸上競技場。ここなら木陰もあると思っていたが…

今なら植物園が人気なのか、家族連れがぞろぞろ…

人気を避けて、陸上競技場の裏手へ…

セレッソ大阪のホームスタジアムも見えてきた

大阪女子マラソンのスタートになる競技場、孫娘が小さい頃、二人で観に来たことを思い出す。

2002 FIFAワールドカップ、2007年世界陸上競技選手権大会などの国際的ビッグイベントが開催されたから、知っている人も多いだろう。

も高校生の時、800m競走に出たので応援に駆け付けたこともある。
その頃は、こんなに立派でなかったが…

銀杏も色づき始めた。ここにはテニスコートもあるので、たまに来ることも…

大阪市と堺市を結ぶ幹線なので、交通量も多く、ここを漕ぐのはあまり好きではない。

長崎旅行をした後なので、TV長崎の文字が出ると反応する。
今朝のNHK、何気に見ていた「立つ女たち」


子育てで忙しい30代のママたち。
二人のママに焦点を当てた内容で、一人はシングルマザーの長崎県人
金銭的にも苦しい生活、援護が欲しいのに応援してくれない行政、
それならと自分が市会議員に立候補する。
軍艦島のガイドもしていたようで、海が荒れて島に上がれない日が続くと、月収も10万程度。同じような境遇の人たちに賛同してもらおうと、SNSで発信、当選する。


もう一人は日立市の寂びれ方に失望し、再生の道を模索するママ。
どちらもネットを利用し、既存の地盤、看板、カバンを捨て、新しい選挙を目指す…
これなら私も賛成投票を早くネットで出来るような国になって欲しいものだ。

究極エンタの、インド映画

午後から暑いのは分かっていたので、大和川右岸の涼風を求めに漕いだ。

涼むコツは、最初に汗を掻くこと

秋の気配を感じる青空

とりあえず給水する

南の方は夏の雲、太平洋の方から、湿気の多い空気が押し寄せてくるのが分かる。

阪神高速ガード下で、やっと涼しい風にありついた

復路は再び、蒸し風呂状態を漕いで行く

国道下で、父親と中坊とみられる二人の釣り客

夏の名残を、一人で楽しむお姉さん

風に揺られる茅の葉が、むき出しの脚を容赦なく擦る

ビタミンDの接取に歩くお兄さん

連休初日で、どこへ行くのかお客さん

トム・クルーズ&キャメロン・ディアス主演の「ナイト&デイ」をインド版にリメイク
「バンバン!」
断然こちらの方が面白い。バキバキの男優に、カワユイヒロイン
インド人は、楽しい、面白いを良く理解している。

湿度と暑さに閉口する

旅が終われば、また淡々と毎日のエクササイズは続く。
そんな訳で昨日の午後から、堺浜へ漕ぎだす。中間地点に人影はない。

連休前の金曜日。このような日に、遊んでいる人は殆ど見当たらない。

軍艦島に見えないことはないが、その対岸の甲子園では、前日大騒ぎだった。

大阪湾のどん詰まり。台風時にはゴミが集まるが、長崎港の大波止によく似ている。
しかし大波止は、昔に比べれば相当開発されていた。

ローディにも、サッカー小僧たちにも遭わず、復路を漕ぐ。

しかしとにかく湿度と高温外気が、身体に溜まっていく。

長崎の坂に比べれば、ここは遊園地に思える。むこうの坂は、心臓疾患の人には殺人坂。
しかし家人は、ドンの山も、鍋冠山もゴム草履で登っていた。

あの坂を思い出すだけで、喉がヒリつき、一服する。

観光地から戻ると、こんな光景に癒される。

しかし癒されない女性がいた。
「AIMEE/エイミー マリーン・フォース」
アフガニスタンの戦闘地で、自爆装置のスイッチを握った子供を、
射殺した海兵隊員のジェシカ。
故郷に帰って見れば、妹が児童ポルノ誘拐グループに拉致されていた。
怒り狂った彼女は、武装して敵地に乗り込み、彼らに引導を渡す。
女性版「96時間」を期待したが、アクションはショボい。


しかしこんな組織がアメリカには多いらしい。それも住宅地にアジトを作り、一見普通の住民として暮らしている…身の毛もよだつ話だが、警察はあてにならない。
そんなことを教えてくれる作品だった。

気になる木曜日

旅から帰った翌日だったが、インドアレッスンに参加。
ローボレー、カットからのリターン練習を数通り。

その後近場の公園を歩き、体調を戻す。

少し疲れ気味だが、夕方6時からは、もっと気合が入る。

長崎の中華街で、食事をしたのは到着した日の夕方だけ。チャンポンを食べた。
その後はスーパーで仕入れた食材で、朝食や夕食を賄い、たまには大波止や長崎駅かもめ市場五島うどんを食す。
帰りは五時のピーチだったので、空港レストラン皿うどんを食べようと思っていたら、3時半前にオーダーストップ。結局キオスクで大村寿司を購入して、中華はお預け。


そんな訳で、昨夕はイオンで仕入れた皿うどん。料理は得意なので、野菜たっぷりで仕上げる。今のところ、この麵のあんが、本場に似ているので一番お気に入り。

麺は袋に二個入っているのですべて使う。むかしは1人で完食していたが、家人が三分の一食べる。玉葱、キャベツ、白菜、人参、しめじ、モヤシ、蒲鉾、豚バラ…いちおう八宝菜になっているので栄養は補完しているだろう。

普段野球は観なくても、昨夜は別。最後にアレをつかみ取り、ヂ・エンド。

お決まりの監督胴上げ。甲子園球場には、小さいお子たちも大勢見受けられた。
こうやって、ファンのDNAは延々と引き継がれていくわけだ。