昨日の続きを検証する

午後から大阪の気温は上昇する予報だったので、堺浜を目指して漕ぎ出した。
風は穏やかな西風。しかし雨雲が近づき、間もなく降り出す気配。

濡れるのは嫌なので、給水したら復路へ漕ぎだす。

船を見ると、私は犬を見る目つきになる。多分穏やかな感情にしてくれるのだろう。

ドキュメンタリー映画専門のマーク・カズンズ監督が選んだ
「 ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」の第二部をみるが、シリアスな作品が多く、映画を学ぶ学生にはいいが、私には退屈。
そんな訳で第一部を見直した。
インド映画「銃弾の饗宴」 未見だが、なんか楽しくしてくれそうな作品。

「ベイビー・ドライバー」 これはコレクション棚に収まっている。
しかしライアン・ゴズリング主演の「ドライヴ」の方が好みだ。

「グッド・タイム」 これも必見…だが観たような気もする。
盗んだ紙幣からピンクの煙…

「サマ」これは未見と言うより、日本で観れるのだろうか ?

「クレージー・ワールド」これも観たくても観られない。

「ブックスマート」 アメリカ女子高生の青春コメディらしい。ぜひ観てみよう。

プロが選んだ映画

大和川右岸、ここまで漕いでくるのに、正面から冷たい西風の洗礼を受ける。

大阪湾は海も空も、自然の冷蔵庫の吹き出し口か…

たまらず堤防上に避難

漕ぎだして再び河川敷へ下りる。

復路は、背中から風が押してくれて、気持ちが良い。

JR 杉本町駅の踏切を超える。ローディが、あっという間に視界から消えた。

桜並木に、まだ春の気配はない。

ドキュメンタリー映画専門のマーク・カズンズ監督が、2010年から2021年の11年間に公開された作品を、彼の好みで選んでいる。
「 ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」
ドキュメント形式で、触りだけ選んでも三時間の映画。私はとりあえず、アクション映画だけをチェックした。
監督が文句なしと選んだのは、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
これは私も異存がない。もっとも監督が選んだ基準は、表現手段なので、そこは考慮する必要がある。

「血の抗争」
これは未見、DVDも売っていないようだ。あれば即買いだが…

「PK ピーケイ」
これも未見。インド映画は面白そうなので、早速レンタルしてみよう。

「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」
これも未見。香港ルノワールで面白そう。

爆弾魔、ユナボマー

寒い中、久しぶりの屋外テニス。
風は強かったが、晴れているのでゲームをしていたら熱中してしまった。
しかし5面あるコートは、われわれだけ。月曜日にテニスできる環境と、自由は何事にも代えられない。

しかし環境を変えられたと怒った男がいた
世の中には、独りキャンプをしながら生きている人も、自分を取り巻く環境が、騒々しくなると我慢できなくなり、その原因を過激に止めようとする人が現れる。
その男は、セオドア・ジョン・カジンスキー。
名門、ハーバード大学を出て、ミシガン大学の大学院の博士号も取得して、数学の天才と称賛されていたようだ。
そんな男 K が、過激な行動を起こしたのは、騒々しい環境を創ったのは、無暗に開発される産業テクノロジーだと妄想し始める。
そして郵便爆弾を製造、開発責任者へ郵送、爆発で多数の死傷者を発生させた。
FBI は彼の事をUNABOMとコードネームで名付る。
男 K は爆発を中止するには、自分の書いたマニフェストと呼ばれる論文を、ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストに載せるように強要。
しかしその文章を読んだ彼の弟は、これは兄の書いたものだと FBI に通報、逮捕される切っ掛けになった。
この顛末を、事実に乗っ取り映画にしたのが、この作品。
私もユナボマーの事は、何となく知っていたが、ネットで調べたら詳しく載っていた。 


「テッド K ユナボマー  狂気の目覚め」

オスカー俳優、リチャード・ドレイファス

真冬の最盛期、もういい加減にして欲しいほど嫌いな季節。
何が嫌いかと言えば、ウエア。私が理想の服装は、半パンツにTシャツ、足元はビーサン。
そう真夏の格好だ。いつでも海に入れる状態。
嫌な季節の日曜日、外へ漕ぎだす。

今の時期、死ぬ確率が高いのは、後期高齢者らしい。
そんな訳で、この三年間は、なるべく人と接触しない場所を、選んで漕いできた。

高野大橋を渡り、大和川右岸へ

給水ポイント

堤防はランナーがちらほら、そういえば大阪マラソンの日。

河川敷に下りてくるが、寒空の景色

向かい風が冷たい、グラベルロードも人の気配なし

堤防へ戻り、バイクタイムは終了

「ハンター vs ハンター」
アメリカの田舎町によくあるパターン、悪徳オーナーが牛耳る大農園が舞台。
薬漬けになった娘を探しにやって来た風来坊の父親。事実を知ろうと、大農園を舞台に暴れまくるB 級アクション。
このジャケの上から三番目のハンティング帽の男性が、リチャード・ドレイファス

そのリチャード・ドレイファスが、オスカーを獲った作品が「グッバイガール」
この作品に出ていた日本人の一人は、私の知り合いでグアム在住

書評で、本屋へ走る

朝刊の読書欄を見ていたら、気になる本が有ったので、即、通りの向こうにあるイオンの四階、紀伊国屋へ向かった。買ったのは「トキョー・キル」
ハード・ボイルドのようなので、期待しよう。
以前は気に入った本は、文庫本になる前にハードカバーでよく買った。
しかし読書も、今回が最後になるかもしれない。眼の劣化で、集中して文字を追いかけることができなくなった。

午後から冷たい風の中、歩き出す。

大和川堤防へやってくる。

寒いのは分かっていたので、夕餉は煮込みうどんの段取りを済ませていた。

今の時期、グアムは最高だろう、うらめしい。

ゲイリー・クーパーのDVDは、かなりコレクション棚に有るが、
「遠い太鼓」「 真昼の決闘」「ベラクルス」もお気に入りだ。
恨めしさを晴らすため、食後に録画棚から再生したのは「西部の人」
監督がアンソニー・マンだったので、ジョン・スタージェスみたいな向こう受けしないが、その時代に生きる人間の仕方なしさも上手く撮っている。
強盗団の首領、リー・J・コッブが迫真の演技、歌手のジュリー・ロンドンが華を添える。

クーパーはやはり拳銃を握らすと、サマになる。