CIA を考える

終日雨の予報。しかし雲が薄くなったので歩き出すが、再びバラり。家に戻りハードテイルに乘り、近所をポタリング。
一番近い神社を思い出し、お参り。

華表神社は、以前お世話になった。高速道路建設で立ち退きになった家屋を解体する前に、神主さんにお祓いの祭事だ。大和川周辺で工事を数件受注、その都度お願いした。

久しぶりなので、当時を思い出し、開運、家内安全。

かなり大きなクスノキ

お参りをすると、やはりスッキリする。

寂しげなビーチで思い出した作品「ゴーストライター」
昨夜は二回目の鑑賞。
ストーリーは、前英国首相の自伝を書くのを依頼されたライターが、資料を調べていくうちに、不穏な空気に包まれていくサスペンス。
最初のゴーストライターが溺死したので、彼はその後を継いでいた。しかし溺死の原因を調べるうちに、前首相の生きざまたどり着く。
前首相は妻とともに、CIA の傀儡政権で、戦争犯罪にも加担していた。それが分かった自伝の出版記念パーティに出席した彼には、CIA の刺客の影が忍び寄っていた。

CIA が悪者になる映画は数多い。私の好きな作品「ボーダーライン」もそうで、
実際に懸念するのは、ロシアからドイツまで走る海底天然ガスパイプライン、ノルドストリーム爆破事件。
数日前、これはアメリカがやったことだと報道にも有った。もし事実なら、ウクラナイ戦争で、ドイツを本気にさせる絶好のシナリオだった。
台湾有事の時は、日本も取り込まれるような気配だが、ここは中国、米国、台湾、日本の四者会談で、何とか回避する方法を考えなければ…
気球侵犯で、アメリカの議会は与野党とも、中国を非難している。
これを切っ掛けにCIA が動けば、日本なんか人差し指振るだけで、戦争に加担させられそうで不安になる。
映画人は昔からこのようなストーリーを数多く撮ってきたが、日本の政治家は、こんな映画を観る機会は無かったのだろうか ?
それとも命を失うのは、弱者だと割り切っているのだろうか ?

教えられる難しさ

テニスレッスンの生徒は8名、コーチも教えるのは難しいと思う。
言っていることは理解できるのだが、身体は思うようには動かない。ダブルスゲームはチームプレーなので、連携も必要。う~む、いつまで出来るかな…

そのてんウォーキングは一人でOK。

好天でも、歩く人は少ない。

歩けるだけましか…
おいおい弱気でどうする ?
そんな声が聞こえてきそうだ。

何度か観ている「男たちの挽歌 II 」
録画していたので、懐かしくなり開いてみる。
香港ノワールは、男のビタミン剤。

少しだけ春…

午後曇っていたので、大泉緑地へ漕ぎだした。まだ真冬の景観。

それではと、この緑地で一番早い開花状況をチェックする。

曇っているので、映えないが紅く色づいている。

紅梅は五分咲き

蓮池にも寄ってみた。

蓮の葉は、まだ枯れたままだ。

しかし水の温もりは、の方が早く感じているのか?

動植物のチェックが終わり撤収。

帰路にあるワークマン。車の出入りは頻繁で、人間は未だ寒さに備えているようだ。

「プリズナーズ」
この映画は以前観かけたが、途中で挫折、昨夜は二回目の挑戦。
私が犯罪映画で嫌いな部類は、誘拐とレイプ事件。好きな部類は、マフィアやリベンジもの。そんな訳で、この監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ の作品では、「ボーダーライン」がイチ押し。


この作品は誘拐事件で、尺も長く二時間半。
娘を誘拐された父親の狂乱を描いている。父親は怪しいと思った知的障害の若い男を拉致、暴力で白状させようと暴走しだす。そのシーンが延々と続くので、父親への同情が嫌悪に変わっていく。聖書を齧ってないと、ストーリーの奥深さに付いて行けない。

グッド・タイム

仕舞い観音…というか、節分も終わったので、あびこ観音も参拝者は少ないだろうと、初詣から二回目のお参り。

厄除け祈願の太鼓の音も消え、静かなもの…

静寂が漂い、グッドタイミングでお参りができた。私は無宗教だが、前日鑑賞したPKを思い出し、ここは宗教の代理店なのだと、心中クスリとほほ笑む。

しかし世の中には、銀行強盗が成功したと思ったのに、とんでもない GOOD TIME になった。

強盗を働いたのは知的障害の弟に手伝いさせた主犯の兄。逃走途中に色んな事が降りかかるが、結局納まるところに納まってしまう。

知的障害の弟は、いったん留置されるが、留置所の負傷で施設へ移される。
そこで入所者は、スタッフに言われ簡単なゲームを始める。
ここからのエンドロールが、この作品のなのだろう。
スタッフが発した言葉「濡れ衣を着せられたことがある人は、前を横切って」に弟は反応。

すると弟は、スタッフの前を横切っていく。
知的障害の弟は、兄が自分を利用して銀行強盗をしたのだと、最初から悟っていたのだ。
兄は弟を愛していると、始終言っていたが、ホントに愛しているのなら、弟を強盗に引っ張り込むはずはない。
兄は少なくとも重罪で、長期の服役、弟は施設でやっと心の安らぎを得るのだろうか…
ロックスター 、イギー・ポップのエンディング曲が流れる中、貧しい兄弟の別れが切なくなった。

PK ピーケイ

ハロ現象は、日暈と言って、虹のような光の輪が太陽にかかる現象で、昨日テニスコートの上空で輝いていた。
私は気づかずコートへ来たのだが、仲間が撮っていてくれた。多分、気球事件で気になっていたのだろう。

気温が10度以上になると、屋外のゲームも楽しくなる。

上映時間2時間33分。私は昨夜一気に観てしまった。
うかつにも見落としていたPK、サッカーのPK戦ではない。
この映画を恋人同士で観れば、そのあと二人で半日は喋れるだろう。インド映画は大したものだ。統一教会問題で活躍された紀藤弁護士が、宗教二世にも勧められる内容。
主役の二人がいなかったら、完成しなかった作品だろう。監督のキャスティングの勝利。

インド映画のお約束事、突然ダンスもあるので、こちらもお楽しみ。

そんな訳でコレクション棚に入れることにした。