寒く冷たい一日

冷たい大阪の天候だったが、昼過ぎまでインドアテニス。
レッスン内容は分かるのに、コーチと他の生徒の雑談で、喋っていることに付いて行けない。
スマートウォッチの事で、ポケモンとか話題になっているのに、長く生きていると、身体が時間を覚えているようで、私は腕時計さえも20年以上使用していない。

身体が動き足らないので、ランチの後、寒風のなか大和川堤防を歩く。

日本では滅多にやらないが、海外では大きなビルの解体に火薬を使う。
事前に綿密な計画を立てるので、思っているほど危険はないが、爆破寸前に人が立ち入ると命にかかわる。
そんな緊急事態に、ビルに隠された300万ドルを奪う野郎が現れた。
しかしすでにビル内には、二人の男が忍び込んでいた。

一人は看守で、刑務所内のマフィアのボスに金の在りかを教えてもらっている。
看守には癌の治療に大金が必要な娘がいた。もう一人は日雇いできた落ち目の格闘家。
大金を奪う三つ巴の争い。
ビルが崩れ落ちるシーンもあるので、それなりに面白さはある。

自然薯を食す

昔、私がメンバーのゴルフ場で、寒いので暇なのか、所属プロがコースの土手を細い鍬で掘っていた。彼の目的は、野生した自然薯の掘り出し。
これは慣れないと素人には難しい。
葉っぱの形状や、むかごと呼ばれる実を付けた蔓をなぞって掘っていく。途中で下手すると、せっかくの自然薯を折ってしまうので慎重になる。
先日和歌山へ旅行した時、地場の農産物直売場で短形の自然薯が有ったので購入。
1kg で700円。かなりのデカ芋。
昨日、料理してみた。下半分を使用、上の大きい部分は次に回した。
皮をむき、卸す。相当粘っこい。ボールに移し、和風調味料、醤油、塩を少々、刻み葱、卵二個ほど入れ、かき混ぜ、油を引いたフライパンで焼いた。両面仕上げて、中プルプルのオムレツが出来上がった。
味はまあまあ、しかし形状がお好み焼きに似ていたので、お多福のお好みソースを掛けたら、そのまんまのお好み焼きになった。
次はシンプルに麦飯とろろご飯か、マグロの山かけ丼で食べてみよう。

この親子も自然薯が好物なのか、仕事は粘っこい。
LPGAの予選会で、軽々と予選パス。来年の全試合に参加できるようになった。

今回は母親がキャディでバックアップ。ラインを読むのは無理としても、それ以上の働きをしてくれたようだ。

とりあえず母親が傍にいるだけでも心強い。それどころか、娘への心遣いは、プロのキャディでも敵わない。

何気ないしぐさが、様になっている。大きなお世話だが、来年全試合に同行するのだろうか? 
勝みなみ、ご本人の意見を聞いてみたいもの…
しかし彼女、ルーキーイヤーで1 勝する可能性は大いにある。その時お母さんに、傍にいて欲しい。最高の親孝行をしてくれたのだから…

二週間、八ラウンドの試合をこなし、最終日ノーボギーは、誇れる勲章だろう。

目ざとい日本のスポンサーは、今から狙いをつけ、優勝グリーン上で勝みなみの肩に手を置いている自分を想像しているかもしれない。トヨタの会長さん、どうですか?

Yuna の涙…

朝まで降っていた雨も止んだので、午後から大泉緑地へ漕ぎだす。

落葉も終わった樹木…

森へ漕ぎ入れるが、夏は生い茂っているのにスカスカ

しかし冬の昼下がりの公園は好きだ。落ち葉の匂いが何とも言えない。

普段は薄暗い場所だが、景色が一変する。

米国女子プロゴルフツアーLPGAに参加するには、このQシリーズの予選会を通らないとままならない。西村優菜も挑戦。

パワーゴルフが主流の米国では、ドライバーで飛ばし、アイアンでアプローチ。
西村は最初の飛距離で負け、どうしてもセカンドが長いクラブになる。

岡本綾子も一回目のテストは失敗。三年目に受かったそうだ。

非力な西村を気遣う岡本。

最後は体力も使い果たし、精神的にも参った西村。常時出場できる20位まで及ばず悔しい涙。

本人は出来ると思っていたので、残念な結果だった。
しかし数回は出場できるので、アメリカを諦めず挑戦してほしい。

今年のオフは、まず体力アップを目指すトレーニングも必要になるだろう。
私が思うに下半身強化にバイク漕ぎ、上体は肩甲骨の可動域を広げるのに新体操も取り入れたら効果があるかもしれない。
気持ちの持ち方として、身体が小さいから無理ではなく、小さいから出来る…をモチベーションにしたらいい。
ギアの選択も、長尺シャフトにトライしたり、ドライバーに高性能ヘッドを採用したり、既存の製品で無理なら、プロトタイプを東大阪の町工場で開発してもらうなど、アンテナを張り巡らし、情報も積極的に取り入れよう。
私は生きてる間に、グリーンを西村とネリー・コルダが肩を並べて歩く姿を見てみたい。

芝浜にはならない…

歳末月曜日午後、テニスをする人は少ない。
主婦か自営業、リタイヤの人だけ。私もその一人なので参加する。

仲間内で私の断酒が話題になる。みんなかなり飲むので、不思議なのだろう。
自分でも不思議に思う。24~5才頃から本格的に飲みだしたから、すでに半世紀以上飲み続けた。
昔、建設の自営業をしていたから、付き合いで昼間から飲むことも始終。夜のクラブ活動は営業に欠かせない。そんな訳で検査入院や病気の時も、五日と飲まない日はなかった。
今回初めての断酒。それも50日近く続いている。
きっかけはギックリ腰だった。余りにしんどくて、入院も覚悟した日、診察した院長はMRIやレントゲン写真を診て、体重を落とせば、全て解決の言葉。
さてこれから何年経てば、体重は元に戻るのか?
残り少なくなった人生なので、飲まずに済ますということはないが、飲酒を再開するには3年の辛抱と思っている。しかしその時、古典落語の「芝浜」にならないのを期待したい。

二日続けてジョン・キューザック主演の作品を鑑賞。
前日のは面白かったが、今回は当たりと言うわけにはいかなかった。これはジョン・キューザックの責任と言うより、脚本や監督に問題ありか…

当たりの日

日曜日、大和川右岸へ漕ぎだす。河口で河川敷の整備が始まっていたので、降りてみた。

護岸から河川敷をコンクリートで固めてしまうのか?

オフロードになっているので漕いでみる。

やわなバイクなら、パンク間違いなしの路面。

足元が悪いので、用心して歩いてみる。

一度雨が降ると、しばらくは進入できないだろう。

この辺りは釣り人もちらほら。中学生がかなり大きな魚を上げていた。
MTBで漕ぐには、当たりの場所だ。時々来てみよう。

期待せずに観た作品が当たりなら、嬉しい誤算。
いまから70年以上前、私は小学生にもなっていなかったが、その頃の娯楽はラジオだけ。
雑音の入る古いラジオは、しばしばダイヤルを合わせなければ、聞こえなくなる。
途中で短波が入り、数字を読む声が聞こえてくる。毎晩の事だった。
親父は朝鮮からだろうと、気にもしていなかった。数字だけなので意味が分からなかったが、暗号になっていて、乱数表で読むことができるらしい。
乱数放送局(ナンバーズ・ステーション)、この作品はこの場所で起こるテロをサスペンスタッチで描いている。
日ごろ凡庸な演技しかできないジョン・キューザックが、CIA局員を好演。
私の評価はぐんと上がった。