美女と人食い爺

予報で気温も高くなると分かっていたので、事務所の掃除に取り掛かった。
ブラインド、ガラス窓、網戸をクリーニング。息子も手伝いに来ていたので、二階の居室部分も同じように仕上げる。
疲れたが、天気もいいので外へ歩き出す。

90分程のウォーキングだが、切り上げて帰宅した。

ハンニバル」は原作も読んでいたので、冒頭の魚市場でのガンファイト映像を期待していた。作者のトマス・ハリス、アクションはこういう風に書くのだ、と言うようなお手本。
真似して書けるものではないが…
しかしこの映画の監督、リドリー・スコットは、見事に期待に応えてくれる。
FBIのクラリス・スターリング捜査官を演じるのは、前作のジョディ・フォスターから変わり、ジュリアン・ムーア。少しポッチャリ系だが芸達者。

魚市場で麻薬組織グループを襲撃するが…思わぬ事態に。

ボスは子持ちのママギャング。

赤子は救ったが、仲間にも犠牲者。結局作戦は失敗に終わり、局内で非難の的に…

漫画みたいな映画が多い昨今、久しぶりにこんな作品を観返すと、良質の小説の様に、行間から面白さが湧き出てくる。
 ハンニバル・レクター博士は アンソニー・ホプキンス以外に考えられないし、一応FBI上司のレイ・リオッタは、気色悪い男を好演。しかし残念なことに今年亡くなった。
監督の好みかもしれないが、美しい情景に引き込まれ、最後のシーンまで眼が離せない。

ハローワークに載っていない職業

年に数回、無風状態の時がある。それが昨日。

こんな日は漕がないと損。そんな訳で堺浜へ…

神戸港の方向もクリア

ヒートテックとアウターでOK。こんな日が続けばいいが、そういう訳にはいかない。

芝の感触を確かめ帰宅する。

世の中には、ハロワへ行っても紹介してくれないし、職業訓練もない職種が有る。
しかし仕事に取り掛かる前の段取りは、緻密な作業の繰り返し。

一段落すると、やり残しはないか確認する。

最後は片目だけが使用できるように眼帯を装着。

後は標的を待つだけ

半世紀以上前の作品だが、特殊な職業だから、当事者は今でも同じことをしているのだろう。
でも当事者になるには、ロバート・ウェッバーのような緻密な頭脳、精緻なスキル、美人にも冷酷、敵対者は必ず仕留める強い意志が必要だ。
できるビジネスマンは、これらの全てを備えているのは今も同じか…

充実した一日

昨日のインドアレッスンは、リターンがテーマ。返ってきたボールを横向きに構え、コンパクトなフォームで打ち返す練習。今月は末までレッスンが有り、年明けは五日から、
コーチも大変だ。

遅いランチの後、外へ漕ぎだす。

オフロード進入。

飛び交う昆虫も少なくなり、漕いでも気持ちが良い。

途中で水分補給

高速のガードを潜り、しばらく漕いだら河川敷はヤブ漕ぎになりUターン。

無人の細道、女性ライダーには、ちと不向き。

河川敷から堤防へ上り、エクササイズは終了。

しかしこの犬に、一日の終わりはない。

気になる作品を録画していたので開いてみた。
トルコ・イスタンブールの街は野良犬がゴロゴロしている。何故かと言えば、この国は殺処分無し、捕獲無しの人と犬の共存圏。

しかしこの国には、シリアから戦火を逃れ、若い子の避難民が大勢逃げてきている。住む所もないので、シンナーを吸いながら廃墟暮らし。犬はそんな人たちを癒し、一緒に暮らしている。
そんな訳で人間みたいな野良犬もいれば、野良犬みたいな人もいる。
徳川大名のお犬様でなく、みんなその日暮らし。
感動したのは、イスラム圏の夕方のお祈り、スピーカーから流れてくる祈りの言葉に合わせ、犬も一緒に遠吠えの祈り。

私は犬が入水自殺したのを見たことが有る。
数年前グアムのビーチで繋がれた犬がいた。やせ細り食べ物を与えても口に入れず、海を目視していた。
ライフガードは役所に連絡すると言ったので安心していたら、あくる日繋がれた紐もなく、砂浜に現れ、水へ入っていく。ライフガードがリードを持って駆け付けたが、無視して海へ入っていった。スーサイドと言いながら、ライフガードは犬の傍へ行くが、振り向かず静かに波の中に消えた。曇って季節風の吹く肌寒い日で、ビーチに居たのは数人、誰も寄り付かず遠目に見ていた。私はつらくなり、その場を去った。
野良犬は自分の去り際を知っていた。

さむぅー

昨日は二十四節気の大雪。
和歌山のホテルで温泉の朝風呂に入にり、二時間以上車を運転して帰宅。
短期間の旅行は、日ごろのルーティンが出来ず、エクササイズもお休み。
そんな訳で午後からノルディック・ウォーキング。しかし風もかなり強く、河川敷を歩くと寒い。

疲れて一服するが、大阪湾からの西風も強く、撤収した。

一般の人にはとても寒いところだが、メルギブにとってはとても熱いところだったようだ。
メキシコの史上最悪の刑務所、エル・プエブリード、2002年に廃棄が決定されたようだ。
ここを舞台に始まるマフィア抗争は、観る者を驚かす。
私は好きな作品なので、何度も観ているが、刑務所の生活は興味深い。
小さな街全体が刑務所で、すべての事は収賄で解決する。
言葉で説明できないので、こんな作品は観るに限る。

冬のビーチ巡り

ホテルで朝食後、夏は海水浴で賑わった白良浜へ車を転がす。
砂浜は風で白砂が移動しないようにネットが張られている。

このビーチの白砂は、オーストラリアのパースから輸入しているので無駄にできない。

ビーチサイドにはホテル街が連なり、外国の雰囲気。

このあたりの磯は、熱帯魚も見つけられるが、シューズを履いて入らないと危ない。

ここでハプニングに遭った。ランチに巻き寿司を箸で摘まんで食べようとした瞬間、トンビに背後から襲われ、見事に寿司をさらわれた。
荒っぽい強奪でなく、風が撫でたような感触。見事な技だった。

次に訪れたのは、田辺市役所前の扇ガ浜。
比較的新しいビーチだが、設備は完備していて、ファミリーにはもってこいのロケーション。

孫息子は砂が白くないと言って不評だが、波は静か。

何やら能書きの看板。

ここで湧き出る塩水を、身体の悪い部位につけると良くなるらしい。知らんけど…
いい加減なことを言うと、田辺市に怒られるので、個人の責任で試してみてください。

ホテルの部屋から見える目津崎ビーチ。真ん中の磯で、シュノーケルをよくしたものだ。
一日遊んでも飽きなかった。