しみじみとギャング映画

テニスコートへ行く前、アップのつもりで後ろの懸垂器具にぶら下がるが、腰を上げようとするのに全身が凍り付いたように動かない。無理するとギックリ腰の再発が怖く、そっと手を放し事なきを得る。
やはり高安関のようなお腹の脂肪を減らさないといけない。

今年最後の好天、気温も20度を超え、絶好のテニス日和。

コートへ行く前に、先日の血液検査の結果を訊きにクリニックへ行く。
尿酸値、中性脂肪、総コレステロールは適正値。クレアチニンは少々高く、心臓のBNPは最悪の次に悪く、不整脈の影響が出ている。
前立腺がん再発の危険値PSA4以下で、0.35。もう少し長生きは出来そうだ。

カジノ王として一世を風靡したマフィア、マイヤー・ランスキーハーヴェイ・カイテルが好演。彼の伝記を書き一儲けを望んだ作家を サム・ワーシントンが演じる。
功成り悪名遂たランスキーは、ラスベガス、キューバでカジノを成功させ、イスラエルへ武器の援助もしたようだ。
FBIは彼が残したと噂される莫大な隠し金を探そうとするが…

投獄もされず、仲間にも殺されず、天寿を全うしたランスキーだが、晩年幼馴染の相棒の死を看取り、自分は天使のような行いをしたと呟く。

アメリカン・マフィアの近代史を紐解くと、貧しい移民が成り上がっていく過程を見逃すわけにはいかない。