魚もペットになれる…

 ウエスティンの前を駆け下りると、ホテルロード。
むかし車を所持していない時、この坂を毎日、歩いて往復したものだ。

買い物をしたらイパオビーチへ。
来るときの機内は満席なのに、ビーチの日本人は数えるほど

とりあえず初泳ぎ。魚が寄ってくる。

この大きな魚は、私が深みに泳いでいくと、必ず現れる。私の周りを周回するが、パンくずには反応しない。ほかの魚が奪い合っているのに、知らんぷり。でも興味があるのか、眼で私を追いながら、手が届くほどの近さまで寄ってくる。こんな関係が、三年ほど続いている。
ドコモの携帯をケースに入れて写したから、ぼやけているが、防水カメラを今回は持ってきたので、いずれ奇麗な姿が撮れると思う。唇が薄く紅を引いたように、オレンジ色だ。

ヒルトンにもお客は泊っているはずなのに、イバオビーチへ流れてくる人は少ない。ホテル前のビーチは岩が多く、遊ぶのに適していないが、スタッフが漕ぐボートで、こちらへ体験ダイビングに来るくらい。

ビーチの帰り、スーパーに寄る。ウイスキーを一本買うが、ビールは冷蔵庫にストックがあるのでパス。

棚に並んだビールの全てを味見をするには、相当時間が掛かりそう。

時々ローカルがゲームをしている市営コートも、昨日は無人。基本的にテニスは人気がない。

サンセットが丁度PIC ホテルの頭上に落ちようとしている。
ホラー的には、天誅を加えられる構図だが、神の降臨とも見える。
でもそんなに神々しいホテルではない。