損した…

 しばらく大和川を漕いでいなかったので、昨日は午後から砂利道へ入る。

河川敷はまだ水溜りが有り、バイクと服の汚れを避けて走った。

日本勢が消え、興味も薄れたオーストラリアオープン(AO)
チャンネルを変えると、ヒール役のキリオス(豪)と真面目そうな
ハチャノフ(露)の戦い。
ヒール役と言っても、豪州は山火事の大災害で、観衆は自国の選手を応援していて、ハチャノフは完全アウエー状態。
背が高く、気性が少々荒いキリオスは、さしずめ手負いのキリン。

193cmが飛びあがって打ち込むサーブは、200km以上の強烈さ。

おとッつぁんは、息子がまた椅子を投げつけないかと、不安の応援

ボレーは決まれば良いが…

股抜きや、ドロップショットにミスが目立ち、手を負傷し出血も…
それを見落としたレフリーへ大声でクレーム。
アカン、ここで怒ったら負けや…、私も次第にキリオスを応援していた。

最初の2セットを獲るが、3,4とタイブレークで落とす。解説の松岡修造が、このパターンならハチャノフに分がありと…、
実際、ハチャノフは殆どミスをしないディフェンスで追い詰める。
ブレークタイムで椅子に座るキリオスは、首を振り、独り言をブツブツ、眼は泳いでいる。修三の解説が当たったように見え、時計も九時を回ったし、私は潮時だと思いテレビを消しベッドへ向かった。もう負けて暴れるキリオスを見たくなかった。
しかし、しかし…、朝ネットで見ると、「キリオスは第3・第4セットでマッチポイントを逃したが、ファイナルセットの10ポイント先取のタイブレークでは最後ハチャノフのバックハンドがアウトし、死闘の末に勝利した。試合時間は4時間26分におよんだ」
アチャー、もうちょっと見とけばよかった。ったく! 後悔先に絶たず。4回戦ではナダル。今回、AO一番の好ゲームを期待しよう。
修三、悪いのはあんたや…