巣ごもり、日光浴 三日目

 自宅屋上で裸になる前に、とりあえず基礎練習。
ここは見た目と違って、雑草に隠れた建築廃材などの障害物が多く、一般の人は立ち入らない。
でもバイクを漕ぐ時は、目視を怠らず、慎重にルートを見極める必要有り。

日光浴を始める前に、オイルの準備。私が常用するのは、グアムで購入する左端のタンニングオイル
ビーチで貸しボートのスタッフが「これが一番」と薦めてくれた。
二週間毎日ビーチへ通い、ウォーキング、日光浴、シュノーケルを繰り返せば、帰国の関空で、顔認証の機械も通してくれないほど黒くなる。

オイルを塗ったら、紫外線によるコロナウイルス壊滅作戦の始まり。その効果について、シンガポールの拠点病院のひとつ、マウントエリザベス・ノベナ病院で感染症を担当するレオン・ホーナム医師は「紫外線はコロナウイルスを退治するかもしれません。しかし、たとえばウイルスがほこりの下についているような状態なら、効果はありません。つまり紫外線でコロナウイルスに対応しようと思えば、それが完全に紫外線にさらされる状態にしなくてはいけません」
そんな訳で私は顔面、海パン以外の全身に塗るのである。
始めて90分近く、夏日の太陽光を浴びる。

終了後、浴室でオイルを洗い落とし、家人の化粧水で皮膚をケアしておく。
ここまでの過程は、一般の人にはあまりお勧めしない。
皮膚は急に焼くと炎症を起こすし、身体の為には良くないが、私は年に数回、15年以上グアムに通い、やり方を心得ている。焼けた皮膚は帰国してからボチボチと細かく剥がれ、新しい皮膚と入れ替わる。シニアの皮膚は、老廃物の地図みたいなものだから、年に数回の皮膚の蘇生は、紫外線の害よりも有益だと思っている。

今月から始まった日経の「私の履歴書
岸恵子さんが幼少の頃、空襲に遭い、大人から防空壕に押し込められたが、母親の言いつけを守り、壕から逃げ出し難を逃れたのに、壕の人たちは全員犠牲になった。
そして悟ったのは「もう大人の言う事は聞かない。今日で子供をやめよう」
もしこのGW 中、子供たちが公園の進入禁止のテープを見ながら、何を思うか、子供に訊いてみたのか?
他にやり方は無かったのか?
未だにマスクは届かず、ゼニも届かない。
「今日で大人をやめよう」と思う人を救え !!