スタントマンのプロテクター

例によって、近所の阪高料金所を通過して、歩き始める。

蒸し暑さを心地よい風が癒してくれる。イオンが全館オープンになり、暇な人はそちらに吸い込まれ、堤防の人影はチラホラ。
テニスコートへ寄ると、公園課のスタッフが、明日木曜からのオープンを控え、チェックしていた。
我々グループは、月曜日から始動するようだ。

夕食後、バート・レイノルズ主演の「グレート・スタントマン
を鑑賞。私はどんな映画を観ても、必ずエンドロールに現れるスタントの名前を確認する。
スタントは主演の裏方だが、映画を面白くするワサビみたいなもの。リスペクトの意味を込め、危険な仕事をやってのける人に感謝する。

走る車にオートバイをぶつけ、空中へ跳ね上がるシーンだが、タイミングを間違えば、脳震盪か骨折の危険。

当然スタントマンのバート・レイノルズは肌にプロテクターを着ける。40年前は、クッション材も分厚い。

私も危険なトレイルを漕ぐ時は、プロテクターを着けるが、アメフト用を使っている。

胸部と肩は、衝撃を吸収してくれるだろう。

ボトムは腰回りと、太腿を防御。腕と脛は別売りのパッドを付ける。

臀部にも緩衝プロテクターが入っている。

その他、ヘルメットは後頭部を保護するタイプ、サングラスはレンズ交換可能な、オークリーのトレイル用。グローブは掌が薄く、甲が保護されているもの。靴はアウトドア用の底厚を使用。
しかし転倒したら骨折の危険性はいつも意識しているので、シートがレバー一つで上下する、ドロッパーも装着。
これだけ準備していても、怪我する時は一瞬で、後はウンしだいの事も。それにこれから暑くなると、プロテクターが邪魔になり、熱中症になりかけたので、その日の天候で自分なりに調整するしかない。しかしこれが難しく、ベテランのアドバイスは必須になる。